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SharePoint - XML

SharePointコネクタは、Magic xpiのXMLインタフェースを使用して動作するように設計されています。SharePointコネクタをフローにドラッグすると、[プロパティ]ペインが開きます。コンポーネントをダブルクリックするか、右クリックしコンテキストメニューから[設定]を選択してください。[SharePoint設定]ダイアログボックスが開きます。

このダイアログボックスには、以下のフィールドが含まれています。

プロパティ

説明

接続

リソース名

コンポーネントの[プロパティ]ペインで選択したリソースの名前。リソースは、[設定]ダイアログボックスの[リソース]セクションで定義されます。

オペレーション

エンティティタイプ

使用したいエンティティのタイプ。ロップダウンリストから以下のどれかを選択します。

  • リスト(デフォルト) …… これは、アイテムと添付ファイルを操作するために使用されます。アイテムと添付ファイルの参照、追加、更新、削除ができます。

  • ライブラリ ……これは、SharePointサーバでドキュメントを操作するために使用されます。これは特殊なリストタイプです。このため、リストライブラリによってサポートされます。ドキュメントはSharePoint内にアップロードしたり、サーバ上の異なる場所との間でやり取りをしたり、参照や削除、更新を行うこともできます。

エンティティ

 をクリックすると[リストコレクション]ダイアログボックスが開きます。処理が実行されるエンティティを選択してください。

オペレーション

ドロップダウンリストから以下の処理のうちどれかを選択します。

  • Query …… これは、エンティティからデータを検索する場合に使用されます。指定された条件に基づいたエンティティを取得するためにデータマッパーを使用することができます。例えば、Title = Professorが入力されているすべてのコンタクト情報を取得できます。
    これは、エンティティからデータを取得するために使用します。データ マッパーを使用して、特定の基準に基づいてエンティティを検索することができます。たとえば、Title = Professorですべての連絡先を取得することができます。ソースに複数のレコードがある場合、最初にマッピングされた値のみが返されます。
    この操作は、フィルタが適用されていない場合、ドキュメントと一緒に完全なフォルダ構造を返します。(バージョン: 4.7.7 以降)
    この操作で現在サポートされている比較演算子については、ここをクリックしてください。

  • Add ……これは、組織データ内に新しいエンティティを作成する場合に使用されます。データマッパーを使用して新規エンティティフィールドの値を指定することができます。
    これは、組織のデータに新しいエンティティを追加するために使用されます。 追加操作はまた、新しいフォルダと1つ以上のサブフォルダを追加することができます。サブフォルダを作成するには、親フォルダが存在する必要があります。ユーザーは、それぞれに文書を追加し、特定のフォルダ内のデータを整理することができます。

リストの場合は、Data Mapper ツリーの ContentType 値をフォルダに設定し、Title 要素にフォルダ名を指定して、フォルダまたはサブフォルダを作成します。

ライブラリの場合は、データ マッパー ツリーの ContentType 値をフォルダに設定します。データマッパーツリーからFileLeafRef要素を選択し、フォルダ名を指定してフォルダまたはサブフォルダを作成します。

ータ マッパーを使用して、新しいエンティティ フィールドの値を指定することができます。

  • Update ……これは、組織のデータ内の特定のエンティティを更新するために使用されます。エンティティを更新するときは、そのIDを知っている必要があります。たとえば、クエリ操作(上記)を使用してエンティティIDを取得してから、更新操作を呼び出すことができます。データマッパーを使用して、エンティティIDと、更新する他のフィールドを設定する必要があります。

  • Delete ……これは、組織のデータから特定のエンティティを削除するために使用されます。エンティティを削除する場合は、そのIDを知っている必要があります。たとえば、クエリ操作(上記)を使用してエンティティIDを取得してから、削除操作を呼び出すことができます。エンティティIDを設定するには、データマッパーを使用する必要があります。これは、設定する必要がある唯一の値です。

  • Move: …… SharePointサーバー上の別の場所との間でドキュメントを移動するために使用されます。この操作は、ライブラリエンティティタイプ(上記)を選択した場合にのみ使用できます。

  • Moveを使用する場合、データマッパツリーのContentTypeを「Folder」に設定します。データマッパツリーからFileLeafRefを選択し、移動先のフォルダまたはサブフォルダ名を指定します。Since version: V4.1.3.1

  • フォルダ名に特殊文字#(ハッシュ)と%(パーセント)が含まれている場合、Moveは機能しません。

Add、Query、MOveの操作は、SharePoint On-Demand/Online/Cloud でのみサポートされています。

戻り値フィールド

[エンティティ]フィールドでエンティティを選択し、[オペレーション]でQueryを選択した場合のみ有効です。これは、問合わせによって返されるフィールドを決定します。

ロップダウンリストから以下のどれかを選択します。

  • すべて (デフォルト) …… 問合わせにおける全てのフィールドを返します。

  • 選択 …… 指定されたフィールドのみ返ります。返したいフィールドを選択するには、 をクリックしてエンティティフィールドリストからフィールドを選択します。リストから少なくとも1つのフィールドを選択しなければなりません。

  • ビュー: …… 指定されたビューに基づいてフィールドを返します。必要なビューを選択するには、をクリックして[ビューコレクション]ダイアログボックスを開きます。ビューが選択されないないと、デフォルトビューが自動的に使用されます。

フォルダ

[オペレーション]でQueryまたは、AddUpdateを選択した場合のみ有効です。レコードは、指定したフォルダで並べ替えられます。フォルダの名前を指定すると、このフィールドで指定したフォルダ内のすべてのレコードを問い合わせることができます。

をクリックして式エディタを開き、フォルダの名前を入力することができます。

サブフォルダを含める

データを取得するためにサブフォルダーをクエリするかどうかを決定します。デフォルトでは、このチェックボックスはオフになっています。 [サブフォルダーを含める]フィールドがチェックされている場合、SharePointコンポーネントのクエリ操作は、データを取得するためにサブフォルダーをクエリします。フィールドがチェックされていない場合、クエリ操作の実行中にサブフォルダは無視されます。

チェックボックスがオフで、親フォルダー名のみが指定されている場合、クエリ操作は、サブフォルダーを無視して親フォルダーからデータをフェッチします。

  • チェックボックスをオフにして、親フォルダ名のみを指定した場合は、クエリ操作は、サブフォルダを無視して親フォルダからデータを取得します。

  • チェックボックスがチェックされていて親フォルダ名のみが指定されている場合、クエリ操作は指定された親フォルダとそのサブフォルダからデータを取得します。この場合、リストまたはライブラリ内の他のフォルダまたはドキュメントは無視されます。

  • チェックボックスをオフにして、上述の Folder プロパティにフォルダ名が指定されていない場合、クエリ操作は、リストまたはライブラリ内のすべてのフォルダからデータを取得します。

ファイル添付

[オペレーション]でQueryを選択した場合のみ有効です。

リストアイテムが添付ファイルを持ち、このフィールドがチェックされる場合、添付ファイルは結果XML内にBase64で返されます。このフィールドのチェックが外された場合、添付ファイル名とそのURL(1つだけの場合)だけが返されます。

結果オプション

結果を保管

結果のXMLファイルを保存したい場所を定義します。ドロップダウンリストから以下のいずれかを選択します。

  • 変数:(デフォルトは C.UserBlob)……SharePoint.から返されたエンティティデータを保持する変数を選択します。 をクリックして変数リストを開きます。情報を保存する変数を選択します。

  • ファイル …… SharePointから返されたエンティティデータを保持するファイルを選択します。 をクリックして式エディタを開くか をクリックしてこの情報を保存するファイルパスを入力します。

処理結果

このフィールドはエンティティデータがSharePoint.内に正しく書き出されたかを簡単に判断できるようにします。ドロップダウンリストから以下のいずれかを選択します。

  • なし …… コネクタの成功/失敗のステータスを保存しない場合このオプションを選択してください。

  • 変数 …… をクリックして変数リストを開きます。コネクタの成功/失敗のステータス情報を保存する変数を選択します。

[SharePoint構成]ダイアログボックスには、以下の追加ボタンが含まれています。

ボタン

説明

XSDをリフレッシュ

現在のスキーマをリフレッシュします。

[XSDをリフレッシュ]をクリックすると、現在のスキーマは上書きされます。[メッセージ]ダイアログが開き、[OK]をクリックすると上書き更新されます。[No]をクリックするとスキーマを更新しないで処理が終了します。

 

クエリ操作でのカスタムフィルターの使用

クエリ操作の実行中に、SharePointレコードをフィルタリングするために、データマッパーツリーの作成ノードまたは変更ノードの計算値ノードプロパティを使用して、日付範囲に基づいてカスタムフィルターを適用できるようになりました。このフィルターを使用すると、選択した日付の間に作成または変更されたドキュメントの特定のセットをフェッチする複雑さを取り除くことができます。

SharePointコネクタで日付範囲を提供するための構文は 'Between(FromDate、ToDate)'です。

Magic xpiでは、日付範囲は「Between(YYYY-MM-DD、YYYY-MM-DD)」として表示されます。

例えば:

  • 上記の構文は、クエリ操作の作成および変更フィールドにのみ適用され、他のフィールドでは使用できません。

  • •ユーザーは、フィルターの日付範囲の文字長に一致させるために、ノードプロパティの値を常に[カスタム画像をYに使用]および[画像を30に設定する必要があります。