Home > コンセプトペーパ > Magic xpi 4.x のアーキテクチャ > 起動 > Magic xpiのプロジェクトを開始/停止する

Magic xpiのプロジェクトを開始/停止する

下の図は、Magic xpiプロジェクトを開始するときに、何が起こるかについて説明しています。

  1. プロジェクトの開始は、以下の方法のうちの1つで手動で行うことができます。

または、自動的に

  1. ステップ1のオプションは、プロジェクトの  ファイルやユニークID、START_REQUESTEDのステータスによるメタデータを持つMagic Space内にサーバエンティティを作成します。Magic xpiの拡張モニタコンソールでサーバエンティティとステータスを参照することができます。 

  2. Magicプロセスユニットは、ステータスがSTART_REQUESTEDになっているサーバ・エンティティに対してMagic Space検索をスキャンします。

  3. 一旦プロセスユニットがSTART_REQUESTEDのステータスになっているサーバエンティティを見つけると、それはサーバエンティティで定義されているホスト名またはIPアドレスにもとづいてグリッドサービス・エージェント(GSA)をスキャンします。この動作はstart.xmlファイルに基づいて行われます。Magic プロセスユニットは、GSAにこのサーバエンティティで定義されるパラメータ/起動情報の全てを渡します。GSAが利用できない場合、それが後のステージで利用できるようになれば、プロセスユニットはチェックし続けます。

start.xmlファイルで、実行していないマシンを定義したり、GSAが実行していないことを定義することができます。作業量が高い場合、これらのマシンでGSAを開始させることができます。GSAがロードされたら、Magic xpaプロセスユニットはそれを見つけ、処理サイクルが開始されます。

  1. サーバエンティティで指定されているホスト・マシンで実行するGSAは、Magicプロセスユニットから渡されるパラメータによって、Magic xpiサーバ(MgxpiServer.exeプロセス、別名エンジン)を起動します。

  1. Magic xpiサーバの登録後、それはMagic Spaceに接続し、そのIDによってサーバエンティティを検索します。Magic xpiサーバは、次にサーバエンティティのステータスをRUNNING に更新します。プロジェクトの実行手順の詳細は、ここをクリックしてください。

  2. これで、サーバはリクエストの処理を開始することができます。

プロジェクトの停止は、以下にように行います。

スタートアップ失敗

サーバエンティティのステータスが、START_REQUESTEDとして残っていて、RUNNINGに変わらない場合、Magic xpaプロセスユニットはGSAとチェックして、実際のプロセスが動作しているかどうかを確認します。プロセスが動作している場合、サーバエンティティのステータスはSTART_FAILEDに変わります。プロセスが動作している場合、Magic xpaプロセスユニットは、最初にGSAにプロセスを終了させるように指示します、そして、サーバーエンティティをSTART_FAILEDに更新します。

スタートアップが失敗した原因についての情報や、対応方法についてはトラブルシューティングのセクションで説明しています。