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オブジェクトIDでオブジェクト参照する
Sugarオブジェクト(親オブジェクトに依存します)の参照、作成、削除を行うとき、親オブジェクトのIDを読み出す必要があります。
この処理を単純化するには、[プロパティ]ペインの[計算値]フィールドで、getObjectIDbyField関数を使用します。
関数の構文は、以下の通りです。
getObjectIDbyField (ModuleName, FieldName, FieldValue, ErrorIfEmpty)
パラメータは以下の通りです。
ModuleName …… APIに表示されるSugarモジュールの名前。
FieldName …… Where句フィールドで使用されるモジュール・フィールドの名前。
FieldValue …… 問い合わ値。
ErrorIfEmpty …… Trueに設定されると以下のように定義されます。
メソッドがIDを見つけなかった場合、処理は実行されません。
getObjectIDbyField関数が空白値を返す場合、以下のようになります。
作成処理でオブジェクトは作成されず、エラーが結果XMLに返されます。
更新処理でオブジェクトは更新されず、エラーが結果XMLに返されます。
照会処理でオブジェクトは失敗し、エラーが結果XMLに返されます。
例:'getObjectIDbyField (Accounts, name, ABC, true)'は、ABCという名前のアカウントのIDを返します。
上述のように、式全体がシングルクオーテーションで囲まれていることを確認することが重要です。
getObjectIDbyField関数を使用するとき、検索によって複数のエントリが見つかると、最初のIDだけが返されます。 |