Home > リファレンスガイド > プロジェクト > 書式 > 書式作成時の構文規則
大文字/小文字の区別
機能指示記号と位置指示記号は、全て大文字で指定します。小文字はマスク文字として解釈されます。
例:
書式XXXXXは、5文字の文字型属性を定義します。
書式XXxXXは、マスク文字xが含まれる4文字のデータを表します。
エスケープ文字「\」は、その直後の文字がマスク文字であることを明示的に指定します。これにより、指示記号によって暗黙的に指定された意味を無効にし、マスク文字として使用できるようになります。
例:
書式XX\XXは、真中にマスク文字Xが挿入された4文字のデータを表します。この例の場合、文字「\」って、その直後のXがマスク文字として解釈されます。
重量をポンドで表現した4桁の数値を想定し、この値の前にPを付けて表示するものとします。この場合、単に書式をP####と指定すると、Pが余白部分を埋める機能指示記号として解釈されるため、希望どおりに表示されません。そのため、\P####と指定します。
「\」文字自体をマスク文字として使用する場合は、「\\」というように2回指定してください。 |
カウント値は、書式に同じ文字を繰り返し使用する時に使用できます。カウント値は繰り返し使用する文字の後ろに配置して、その文字の繰り返し回数を指定します。
例:
$#4は$####と同義です。
X6はXXXXXXと同義です。
X3U2はXXXUUと同義です。
カウント値は、位置指示記号またはマスク文字に使用できます。