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Magic xpiのUDS(User Defined Storage)は、多次元ストレージテーブル(配列)を定義することができます。これらの定義をインテグレーションフローで使用して、マルチインスタンスデータタイプの保存や読み出しを行うことができます。
UDSデータはメモリに保存されているため、現在実行中のフローでのみ利用できます。しかし、UDSデータをBLOB形式で受け取ることができるため、後で使用することもできます。UDSリポジトリでUDSモデルを定義します。
UDS機能を利用するには:
ソリューションエクスプローラの[リポジトリ]セクションで、 UDS をダブルクリックしてUDSリポジトリを開きます。または、 SHIFT+F10を押下することで開くこともできます。
UDSリポジトリは二つのペインに分かれています。左側のペインには以下の特性があります。
プロパティ |
説明 |
名 |
特定のUDSモデルのために定義する名前。例:顧客。 名前には最高30桁の文字を含めることができます。次の特殊文字を含めることができません: / ? : & \ * " < > | # %、空白、または、3つの疑問符(???) |
説明 |
これはUDSモデルの説明です。特定のUDSモデルを特定できる情報を含めることができます。あるいはUDSモデルの機能の短い説明を入れることもできます。 |
右側のペインは[フィールド]テーブルです。これらのフィールドには、左側のペインに追加したUDSモデルに属している配列を定義します。ここには以下のプロパティがあります。
プロパティ |
説明 |
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名前 |
プロパティの名前を定義します。例:CustomerName。名前には最高30桁の文字を含めることができます。 |
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タイプ |
データのタイプをドロップダウンリストから以下のいずれかを選択します。
例えば、CustomerNameと一致させるには、Alpha(文字)を選択します。
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長さ |
フィールドの最大長 |
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インデックス |
特定のフィールドをもとにUDSをソートします。例えば、[名前]カラムに入力された CustomerName順でレコードをソートさせることができます。 |
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デフォルト値 |
デフォルト値を入力します。例えば、特定の顧客名あるいは特定の発注日を入力します。
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各ペインには独自の[新規]と[削除]ボタンがあります。これらはUDSリポジトリからUDSモデルとそのフィールドの追加や削除を行います。
必要な UDSモデルの入力が終了したら、[OK]をクリックしてエントリーを保存し、UDSリポジトリを閉じます。また、[キャンセル]をクリックすると新規エントリーを保存されずUDSリポジトリを終了することもできます。
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