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式エディタを使用

式エディタで式を作成するには:

  1. 式エディタを開くには、任意のボタンをクリックしてください。

  2. 以下のどれかの方法で式を作成してください:

    1. 手動で式の異なる部分を入力する。

    2. オートコンプリート機能を使用して(Ctrl+SPACEを押下することでアクセスできます)。これは変数関数を検索し、ドロップダウンリストという形式で適切な一致するのリストが表示されます。リストをダブルクリックすることで、式に追加したい変数や関数を選択することができます。中国語のPC(Windowsの[地域]ダイアログの[形式]フィールドが中国語に設定されます)を使用している場合、オートコンプリート機能は、SHIFT+SPACEを押下することでアクセスできます。

    3. 以前に説明したように、Ctrl+SPACEを使用して変数と関数のドロップダウンリストを開きます主要なドロップダウンリストをダブルクリックすることで必要な変数または関数を選択することができます。

    4. 以下のボタンのどれかをクリックし、必要な変数または関数でダブルクリックするか、パークしてSPACEまたはEnterを押下してを選択します。

ボタン

ショートカット

説明

Ctrl+1

関数リストを開きます。式の中の関数はで表示されます。

Ctrl+2

変数リストを開きます。式の中の変数はで表示されます。

Ctrl+3

環境変数リストを開きます。環境変数は式エディタによってEnvVal('env_var')に書式に自動的に変換されます。ここで、EnvValは、(関数のため)で表示されて、環境変数自体は黒で表示されます。

Ctrl+4

ODSリストを開きます。式のODS変数はで表示されます。

Ctrl+5

送り元ノードリストを開きます。これはデータマッパーで式を編集する時のみ可能です。式の中の送り元ノードはで表示されます。

 

PSSリストを開きます。式の中のPSSトピックはで表示されます。

Ctrl+O

ファイルを選択することができるOSの[ファイルを開く]ダイアログボックスを開きます。ファイルが選択されたら、フルパスが式エディタに入力されます。パスとファイル名だけが入力されるだけで、内容ではないことに注意してください。式の中のファイルパスは黒で表示されます。

  1. 式を入力したら、それが有効な式であることを確認する、[検証]ボタンをクリックしてください。

  2. 新しい式を作成するには、[OK]をクリックしてください。式エディタは終了し、作成された式はフローエディタに表示されます。

式の内容を消去するには、[クリア]をクリックしてください。Shift+Deleteを押下することで、式を削除することもできます。

式を作成せずに式エディタを閉じるには、[キャンセル]をクリックしてください。

  • 以上の方法を使用して条件を作成した場合、ブール演算子を手動で追加する必要があります。

  • テキスト処理と連結は、文字列変数のため必要です。式エディタはBLOB変数の連結はサポートしていません。

  • 文字変数に情報を連結させたい場合は、アンパサンド(&)文字ーを使用する必要があります。

  • 論理変数では、'True'LOG'False'LOGと同様にTrueFalseも使用できます。

  • アシスタまたは関数一覧から関数や変数を選択した場合、その一覧を再び使用したい場合はスペースを押下します。

  • XMLパスをツールバーボタンを使用して選択した場合、パスの後ろに追加される演算子と区別するためにパスの最後にスペースが一つ追加されます。ノードパスを式に入力する場合、手動でスペースを追加する必要があります。

  • Ctrl+Fを押下すると[ファイルを開く]ダイアログボックスにアクセスすることができます。この機能を使用して式にファイル名を入力することができます。

  • .式に使用されるオブジェクトがリポジトリから削除されると、式エディタには3つの疑問符(???)で表示されます。これが式の中での唯一のデータの場合、[確認]または[OK]ボタンをクリックすると、'???'という値の文字列に変換されます。別の(連結された式の一部のような)場合は、シングルクオーテーションで囲まれず、式は無効のままになります。

  • 日付と時の間のセパレータはMagic.iniファイルで定義された値(Date SeparatorTime Separator.)と合っていなければなりません。

  • 式の中で使用された日付モードは、Magic.iniファイルで定義された日付モード(Date Mode)と合っていなけらばなりません。

このセクションで説明しているように新しいフローやコンテキスト、またはグローバル変数をまとめて作成したり編集することができます。変数を追加したり編集すると、式エディタですぐに利用できます。

有効な論理式の例:

CustomerID = 'Group A' + SSNumber

ここで、CustomerID と SSNumber はフロー変数で、Group A はテキスト文字列です。これによりGroup Aという文字と定義済みのSSNumberにより構成されたCustomer IDが作成されます。テキスト文字列 Group A はシングルクオーテーション('')で囲まなければなりません。また変数あるいは文字列と演算子の間にはスペースを入力しなければりません。