Magic xpiでは、プロジェクトやフローで使用する変数を定義できます。変数とは、フローの条件に基づいて変化する項目を表す任意のタイプのデータを指します。顧客の名前は条件に基づいて変化するため、Customer_Name は変数になる場合があります。変数はフローロジックを作成するために使用されます。
Magic xpiは、以下のタイプの変数をサポートしています。
フロー変数 …… ソリューションエクスプローラ内の関連したフローの下で フロー変数 をダブルクリックすることでアクセスできます。または、[プロジェクト]メニューを選択し、フローエリアが表示されるたら[変数]をクリックするか、関連したフロー上でパークして、Ctrl+L.を押下することでアクセスできます。
コンテキスト変数 …… ソリューションエクスプローラ内の[リポジトリ]フォルダの下で[コンテキスト変数]をダブルクリックすることでアクセスできます。
ビジネスプロセス変数 …… ソリューションエクスプローラの関連したビジネスプロセスの下で[BP変数]をダブルクリックすることでアクセスできます。
グローバル変数 …… ソリューションエクスプローラ内の[リポジトリ]フォルダの下で[グローバル変数]をダブルクリックすることでアクセスできます。
様々な変数リポジトリは、フローコンポーネントにデータアイテムを保存したり取り出したりするストーレッジエリアです。これらは、フローロジックを管理したりデータをコンポーネントから別のコンポーネントに移動するために使用することができます。
変数リポジトリでは、以下のようにすることで[リファレンス検索結果]ダイアログボックスを開くことができます:
リポジトリ内にパークしている状態でCtrl+Fを押下する。
リポジトリ内にパークしている状態で[編集]メニューを選択し、[検索]をクリックし、[リファレンス検索]を選択します。
リポジトリ内にパークしている状態で右クリックを行い、コンテキストメニューから[リファレンス検索]を選択する。
これによって、選択された変数がMagic xpi内でどのように使用されているかを検索することができます。探索文字列を含む最初の変数を見つけるためにこの機能を使用することができます。検索は、名前と説明のカラムのみの文字を対象に行われます。
変数を削除しようとする前に使用されていないことを確認してください。リファレンス検索ユーティリティを実行することでこれを行うことができます。 |
変数は以下のプロパティが含まれています:
説明 |
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名前 |
変数名。大文字小文字の区別はありません。 変数名には、次の文字を含めることができません: [スペース] ~ ` ! @ # , % ^ & * - = + ( ) { } [ ] | " ? / \ < > ; 複数のドット(.)。 実行するには、変数名は英語またはOSの言語に対応する必要があります。
全ての変数タイプで名前を変更する場合は、リファレンス検索ユーティリティを使用してその変数がどこで使用されているか確認する必要があります(変数がEnvVal関数で使用されている場合に限って、環境変数に対するリファレンス検索はサポートされます。)。この操作はフローをメモリにロードし、全体的な名前変換を可能にします。 変数をリネームすると、以下の場所の変数名が自動的に変更されます:
変数をリネームしても以下の場所では変数名は自動的に変わりません。
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説明 |
変数の簡単な説明 |
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タイプ |
データタイプ。ドロップダウンリストから以下のいずれかを選択します。
各データタイプは、格納エリア内の情報へのアクセスを可能にするユニークキー(名)を持っています。データタイプへのアクセスは、ユーザ定義文字列によって可能になります。 データタイプを変更すると、フローを読み込んだりチェックアウトしない限り、現在それを使用している式では変数名は更新されません。 |
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長さ |
変数の最大長 |
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デフォルト値 |
変数のデフォルト値。以下の設定が可能です。
式は、既存の式の計算規則を使用して各変数のために順々に計算されます。
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式でグローバル変数とローカル変数を区別するためにMagic xpiは自動的に変数に接頭辞を付与しています。以下が接頭辞です。
これらの接頭辞は自動的に追加されるため、変数名のみ入力します。しかし、式を編集したい場合、適切な接頭辞も入力しなくてはなりません。 |