Home > マイグレーション > Magic xpi 4.9での違い
新機能
RESTクライアントコンポーネントがMagic xpiで利用可能になりました。ユーザがREST APIを利用することができます。RESTクライアントコンポーネントを使用すると、ユーザーはRESTパスパラメータを追加または削除し、クエリパラメータ、ヘッダパラメータ、およびリクエストおよびレスポンスフォームパラメータを定義することができます。OAuth2認証をサポートしています。ユーザはさまざまなコンテンツタイプを設定し、添付ファイルを送受信することもできます。また、特定のRESTサービスでGet、Post、Put、Patch、Head、Deleteの各操作を呼び出すこともできます。
Magic xpiは、Tomcatサーバ上でホストされるデバッガのオンプレミスインストールを設定するために、「Magic xpi 4.9 Debug」という名前の追加サービスを提供するようになりました。
Magic xpi デバッガは、プロキシサーバを経由して接続するように設定できるようになりました。
拡張
ファイル管理コンポーネントのコマンドラインメソッドは、バッチファイルの実行のリターンコードを提供するようになりました。
データベースが宛先として使用されている場合、UPSERT処理がデータマッパーでサポートされるようになりました。データベーススキーマのプロパティの[プロパティ]ウィンドウで、[UPSERT]の値を[Yes]に設定すると、UPSERTステートメントを有効にできます。UPSERT操作は、OracleおよびMS-SQLのデータベースに対してのみサポートされています。
データマッパーユーティリティの送り元側と送り先側に、フラットファイルスキーマのカスタム(EBCDIC)エンコーディングを設定するための機能が追加されました。エンコードが[カスタム]に設定されている場合は、[コードページ]の値を選択する必要があります。Magic xpiでサポートされているコードページの値の詳細については、ここをクリックしてください。
ファイル管理コンポーネントは、[Blobをファイルに追加]、[ファイルを作成]、および[ファイルを書き込む]の各メソッドのカスタム(EBCDIC)エンコーディングをサポートするようになりました。エンコードが[カスタム]に設定されている場合は、[コードページ]の値を選択する必要があります。 Magic xpiでサポートされているコードページの値の詳細については、ここをクリックしてください。
UnicodeToCustomCodePage関数とUnicodeFromCustomCodePage関数が、サポートされる関数のリストに追加されました。
WCF Client構成は、ユーザ定義のSOAPヘッダとSOAPリクエスト間での定義および出力をサポートするようになりました。
WCF Clientリソースに[エンドポイントURL]フィールドが追加されました。このフィールドを使用すると、ユーザはWCF Clientコネクタを経由してWebサービスを呼び出すときに異なるエンドポイントURLアドレスを指定syすることができます。
障害スキーマが処理に対して定義されている場合、WCF Clientステップは各処理に対してカスタム障害スキーマを生成するようになりました。
一般エラーとカスタム障害スキーマのサポートが、WCFClientコネクタで利用可能になりました。
オンプレミスまたはオンデマンドのSharePointアプリケーションと統合するために、SharePointコネクタでプロキシサポートが利用可能になりました。
データマッパーは、スキーマ、接続、プロパティ(スキーマとノードの両方)、および色を変更するための[元に戻す]および[やり直し]アクションをサポートするようになりました。
ODataコンシューマは、ODataサービスへのディープインサートコールができるようになりました。
ODataプロバイダは、リクエストに含まれるディープインサートペイロードの処理をサポートするようになりました。ODataプロバイダは、ファイルから既存のサービスメタデータ(OData V4)を読み込み、ロードされたメタデータで定義されているものと同様のODataインターフェイスを公開できるようになりました。このオプションは、ODataサービスの[サービスXMLの詠み込み]ボタンの一部として使用することができます。このオプションは、このサービスのメタデータXMLが存在しない場合にのみ利用できます。
Magic モニタ表示サーバのWebサーバの場所は、WEB_SERVER_LOCATIONシステムプロパティを使用して変更できるようになりました。
Magic xpiエンジンには、Magic SpaceからServerDataオブジェクトを詠み込むために設定可能なリトライサポートがあります。リトライ回数は、Magic.iniファイルの[MAGICXPI_GS]セクションでCheckServerEntryInspaceRetrytimesフラグを使用して設定でき、デフォルト値は"10"に設定されています。
SAP B1コネクタは、会社データベースとは異なるデータベースでのSAP B1トリガテーブルのホスティングをサポートするようになりました。トリガテーブルを含むデータベースが会社データベースとは異なるサーバでホストされている場合は、そのサーバをリンクサーバにする必要があります。このデータベースのサーバ名が指定されていない場合、値はSAP B1リソースのServerパラメータから取得されます。
ダイナミックCRMコネクタは、実行時と同じように開発時にも専用のロギングサポートを提供するようになりました。
Sugarリソースにより、ユーザはSugar承認済みプラットフォーム値を指定できるようになりました。この値はシステムが生成したプラットフォームの値を上書きします。
フロー呼び出しユーティリティでは、呼び出されるフローの一覧を表示するフローリストが昇順で表示されるようになりました。
動作の変更
SAPB1サービスにより、ユーザは会社データベースを使用してトリガテーブルを保持するのではなく、独自の専用データベースを使用できるようになりました。Magic xpiはユーザが作成したデータベースを監視します。このデータベースの接続詳細を提供し、データベーステーブルに対してCRUD処理を実行する許可をMagic xpiに提供するのはユーザの責任です。
今後のMagic xpiでは、ibolt_notificationストアドプロシージャおよびibolt_triggerテーブルは使用されません。それらがすでにデータベースに存在する場合、それらを削除するのはユーザの責任です。
XMLポジショニングフォワードは、呼び出されたフロー内の親の直接の非複合子にアクセスするために使用するべきではありません。代わりに、フロー変数を使用して、直接の非複合の子を呼び出されたフローで使用可能にする必要があります。呼び出し側フローは、直接の非複合子を呼び出し先フローのフロー変数にマップする必要があります。
サポートされなくなった機能
RqHTTPHeaderは、Maigc xpiではサポートされなくなりました。