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XMLを送り元として選択すると、XMLファイルから送り先へデータをマッピングすることになります。XMLを送り先に選択するとXMLファイルを作成します。XMLの[プロパティ]ペインを使用してXMLデータをマッピングするために以下の情報を入力します。
XMLスキーマ定義(XSD)ファイルを割り当てます。XSDファイルは、送り元または送り先のXMLファイルで使用されるタグとスキーマを定義します。
送り元で使用するXMLファイルまたは作成対象とするXMLファイルの場所を指定します。
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[プロパティ]ペインには、以下のプロパティが含まれています:
プロパティ |
説明 |
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名 |
スキーマの名前を入力してください。名前は最高256文字を含めることができます。 |
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説明 |
スキーマのを説明に入力してください。 |
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XSDファイル |
ここには、XMLスキーマのファイル名を入力します。XSDファイルの正しいパスとファイル名を指定する必要があります。ここで環境変数を使用すると運用時に便利です。 使用するXSDファイルの場所を参照するには、 をクリックします。 XSDファイルを設定して送り元を送り先にマッピングしたら、これを変更することはできません。変更しようとすると、変更できない旨のメッセージが表示されます。[XSDサブタイプ]で[XMLポジショニングフォワード]が選択されてた場合、このフィールドが更新されは読み込み専用になります。 |
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XMLルート |
データのマップ元またはマップ先とするXMLルートを選択します。選択したXSDファイルに複数のルート要素が含まれる場合にのみ使用できます。Magic xpiは自動的に、見つけ出す最初のルート要素を選択します。[XSDサブタイプ]で[XMLポジショニングフォワード]が選択された場合、呼び出しれたフローにマップされた複合要素へのフルXMLパスを表示します。 |
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XSDサブタイプ |
送り元スキーマのサブタイプ。ドロップダウンリストから以下のどれかを1つを選択してください:
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IFCモデル |
このプロパティは、[XSDサブタイプ]で[IFC Model](上記)が選択された時だけ有効です。これは、使用する事前に定義されたXSDをXMLデータとして選択させます。これは、スタティックなXMLインタフェースを持つコンポーネントのためにXMLスキーマ定義(XSD)を使用する簡単な方法を提供します。をクリックして、コンポーネントリストを開き、必要とするコンポーネントを選択してください。送り先としてこのサブタイプを使用する時に、スタティックなXMLインタフェースを持つ任意のコンポーネントを設定するためにパラメータをXMLファイルに渡すことができます。
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XML位置転送 (送り元のみ) |
[XSDサブタイプ](上記)が[XML Position Fowarding]に設定されているときだけ、このプロパティは有効です。フローを呼び出すことで保存された開始位置から、XMLソースデータがマッピングを開始することを可能にします。これは、フローが他から呼び出される場合に有効です。 をクリックして、[スキーマリスト]ダイアログボックスを開きます。ここでは、現在のデータマッパー(設定されているものの一つ)を呼び出す全てのデータマッパステップのリストを表示します。ここで、呼び出すデータマッパーとして必要なデータマッパステップを選択しでください。 詳細は、ここをクリックしてください。 |
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送り元/送り先のタイプ |
送り元情報がどこに位置しているか、または送り先ファイルをどこに作成するかを選択してください。
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ファイルパス |
[送り元/送り先のタイプ]プロパティ(上記)で File を選択した場合、をクリックしてファイルを位置付ける式または条件を作成する式エディタを開きます。 |
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変数 |
[送り元/送り先のタイプ]プロパティ(上記)で Variable を選択した場合、をクリックして変数リストを開きます。ここで変数を選択したら[選択]をクリックします。 |
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データ追加 |
新しいマッピングを既存のXMLファイルを持つワークに追加するために、ドロップダウンリストから以下のどれかをつを選択してください:
詳細は、データルールの追加 を参照してください。 |
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XML検証 |
実行時にデータマッパーはそれぞれのスキーマに照らし合わせて送り元と送り先のXMLを検証し、妥当性エラーと警告が含まれたXML出力を出力します。検証を行ないたいかどうかは、ドロップダウンリストから以下のどれかを選択してください:
XML検証の出力は C.sys.ErrorInfo システム変数の中で有効で、C.sys.ErrorDescription変数には対応するソース、送り先の詳細が含まれています。Yesが選択された場合、に設定したXSDファイルが実行中にそれを定義した位置にあることを確認してください。 [XSDサブタイプ]で[XML Position Fowarding]が選択された場合、このフィールドは呼びだすステップ検証の設定が表示されます。
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再帰の深さ |
このプロパティは再帰インスタンスの最大数を設定します。 インスタンスの中には特定の構造が自身の中で繰り返されている、再帰的なものがあります。不明確なループを回避するために、Magic xpiは、参照する全体の階層を知る必要があります。このプロパティは、選択されたXMLファイルの構造が何回繰り返されるかを指定します。 例えば、要素Aは子要素Bを持っていて、子要素Bは、要素A(親)を参照する子要素を持っています。これは、同じ情報が繰り返される人員または顧客リストの場合に役立ちます。 再帰がない場合は、1を入力してください。 このプロパティは、再帰的な要素にのみ関連しています。 |
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データフォーマット |
をクリックして[デフォルトデータフォーマット]ダイアログボックスを開きます。ここで特定データタイプが指定されるときにMagic xpiに使用させたいデフォルトを定義することができます。 |
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ストリーミングパーサ(送り元のみ) |
ストリーミングXMLパーザは、データマッパーが大きなXML文書を処理することを可能にします。ドロップダウンリストから以下のどれかを1つを選択してください:
ストリーミングパーサには、以下の制限があります:
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常にノードを作成(送り先のみ) |
デフォルトでは、Magic xpiは結果XMLファイルにマッピングされた送り先ノードを作成します。 マッピングされた送り先ノードが作成されない場合は、1つのシナリオがあります。[常にノードを作成]がまた選択されず、マッピングされた送り元ノードが以下のどれかの場合に発生します:
動作を無効にするために、「計算値」を使用することができます。 デフォルトでは、このプロパティが選択されています。
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XMLエンコーディング |
送り先XMLファイルで使用される言語エンコーディング(言語と文字セット)を選択します。同じデータマッパーで異なる言語エンコーディングを持った複数の送り先を作成することができます。サポートされている言語を見るには、こちら をクリックしてください。また、[プロジェクトプロパティ]ダイアログの[プロジェクトデータエンコーディング]プロパティも参照してください。 |