XSLT – エラー処理

Magic xpiサーバのフローマネジャーは、ステップの実行中にエラーを監視します。XSLTコンポーネントのステップでエラーが発生すると、エラーハンドラが起動されエラーを処理します。

ステップ内の最初のエラーでステップの実行は停止します。ステップに複数のメソッドが定義されている場合、一つのメソッドでエラーが発生するとすべてのメソッドが実行されるわけではありません。

XSLTコンポーネントのためのエラーコードを以下に示します。Magic xpiの一般コンポーネントエラーも Directory Scannerコンポーネントによってで使用できます。コードは呼び出しプログラムのエラーコードパラメータ内でMagic xpiサーバに返されます。

エラーが発生した場合、実行されているJavaが例外コードを返してくる場合があります。ほとんどのエラーはコア部分で発生します。それらは通常、IO操作かXSLT変換、もしくはXMLの妥当性や構文と関連しています。

エラーコード	詳細	Java 例外マッピング
8501	引数が指定されていない	com.magicsoftware.ibolt.commons.exception.IBRTException code -2
8502	引数が正しくない	com.magicsoftware.ibolt.commons.exception.IBRTException code -1
8503	処理が失敗した	java.lang.Exception or com.magicsoftware.ibolt.commons.exception.IBRTException code -12
8504	IO エラー	java.io.IOException
8505	ファイルが見つからない	java.io.FileNotFoundException
8506	変換エラー	javax.xml.transform. TransformerException
8507	FOP変換エラー	org.apache.fop.apps. FOPException

Java例外メッセージはマッピングされたエラー詳細に添付されています。

Java例外タイプ(instanceof)は以下の順番でチェックされます。