エラーに関する情報は、ハンドラでの処理に入る前に、一連の関数を使用することで得ることができます。この情報を使用して、ユーザ定義ロジックユニットを無効化するか有効化するかを決定することができます。
エラー情報を取得する関数には以下のものがあります。
ErrTableName エラーが発生したテーブルの物理名を返します。メインソースとリンクテーブルがある場合は、この関数を使用することでエラーの発生場所を判断できます。この関数は、テーブルに関連するエラーにのみ関係します。
ErrDatabaseName エラーが発生したデータベースの名前を返します。
ErrDbmsCode DBMSエラーコードを返します。DBMS内部エラーコードに精通している場合は、致命的エラーと予期せぬエラーを識別するのに役立ちます。
ErrDbmsMessage DBMSエラーメッセージを返します。致命的エラーと予期せぬエラーを識別するのに役立ちます。
ErrNativeName エラーロジックユニットを「任意のエラー」に設定している場合に関連します。エラー名(Magicリテラル)を返します。この関数を使用すると、同じ処理コマンドで発生する複数のエラーの処理を取り扱うことができます。
ErrPosition エラーが発生したレコードのポジション情報(BLOB型)を返します。