エラー処理の重要な機能は、ErrPosition関数を使用して取得したそのポジション情報に応じて、エラーレコードやレコードの範囲を表示する方法を提供することです。
Magic では以下のことができます。
ポジション情報に従ってタスクに位置付けることができます。
CurrPosition関数で現在レコードのポジション情報を返します。
ErrPosition関数でエラーが発生したレコードのポジション情報を返します。
範囲特性
[範囲]ウィンドウ(Ctrl+R)の[方法]特性([式]タブ)に設定できる、範囲特性は以下の通りです。
O=このポジションで絞り込む タスクが表示する1つのレコードの位置を示す式を入力できます。項目の[範囲]特性と、「このポジションで絞り込む」特性の間にはAND関係があります。レコードが存在しない場合、レコードは表示されません。
F=このポジションから開始する タスクが範囲を開始するレコードの位置を示す式を入力できます。項目の[範囲]特性と、「このポジションから開始する」特性の間にはAND関係があります。レコードが存在しない場合、レコードは表示されません。
L=このポジションに位置付ける タスクが位置付けされるレコードの位置を示す式を入力できます。項目の[位置付]特性と、「このポジションに位置付ける」特性の間には、AND関係があります。
この設定は、タスクのメインソースのみに適用されるものです。リンクテーブルについては、そのポジション情報から範囲指定や位置付けはできません。