DataViewVars

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データビューの取得

[データ出力]イベントが実行されたフォーム上に表示された項目を取り出します。

構文:

DataViewVars (世代番号, オプション)

パラメータ:

世代番号 … タスクの階層位置を表す番号。カレントのタスクが0、親タスクが1、その親タスクが2 などとなります。

オプション(数値) … 取得する項目の範囲を定義する数値。このパラメータは必須です。以下の値が指定できます。

  • 0 … タスクのデータビュー全体

  • 1 … フォーム上の全ての項目

  • 2 … 表示されたフォームの項目(表示される項目のみを対象とします。)

戻り値:

ベクトルデータ … 文字型項目を含むベクトル型の値が返ります。ここには、表示項目の項目名が含まれています。

オプションが「0」でない場合、ベクトル内の項目の順序は、画面に表示されている順番になります。

オプションが「0」の場合、ベクトル内の項目の順序は、[データビュー]エディタに定義されている順番になります。

[世代番号]で定義されたタスクの定義項目のみ出力されます。

注意事項:

  • この関数は、フォーム項目を取得するためにどのような段階でも使用できます。

  • 2番目のパラメータが「2」と評価された場合、表示されているかどうかは、現在のレコードで判断されます。データビューを取得できない[タスク前]で実行された場合、オプション指定は無視され、全てのフォーム項目を取得します。この場合、オプションの「1」と「2」では、同じ動作になります。

  • 2番目のパラメータが不正な値と評価された場合、関数は空のベクトルデータを返します。

  • 2番目のパラメータが「1」または「2」と評価され、フォーム上に項目が定義されていなかったり、タスクの[ウィンドウ表示]特性が「No」に設定されている場合、関数は空のベクトルデータを返します。