ZIMERead

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漢字の読みを取得

直前にIMEにて入力した漢字の読みを取得します。 

構文:

ZIMERead(数値)

パラメータ:

数値 … 任意( 0でかまいません)

戻り値:

文字列(IMEの変換モードに依存します)

参考:

IMEがローマ字入力のモードの時にアルファベットに変換した場合

IMEをローマ字かなのモードで起動します。

キーボードで「O・R・A・N・G・E」を入力するとIMEによって「おらんげ」というように表示されます。

ここでMS-IME97に場合、[F10]キーで「ORANGE」に変換して確定します。この時には取得される読みは、「ORANGE」ではなく入力時の「オランゲ」になってしまいます。

 

ローマ字の読みを取得したい時には、IMEの起動モードを「半角英数」にする必要があります。この場合には、入力時も「ORANGE」になりますので正しい読みが取得できます。

注意事項:

  • この関数は日本語版でのみ有効です。

  • IMEが起動していない場合は動作いたしません。

  • 読みの取得はIMEの確定後に行われます。

  • 入力時のIMEのモードによっては正しく変換されない場合があります。

  • 入力直後のビュー項目の内容に対してのみ有効です。

  • IMEの入力を一度確定後、入力したものを削除して再度入力した場合の戻り値は削除前のものを含んだ内容になります。

例)最初に「東京」と入力しIMEを確定した後、削除して「横浜」と入力して確定します。この場合、読みとして取得されるのは「ヨコハマ」ではなく、「トウキョウヨコハマ」になってしまいます。

取得例

IMEの入力モード

入力時

IME確定時

読み取得

全角ひらがな

おらんげ

ORANGE

オランゲ

英数半角

ORANGE

ORANGE

ORANGE

直接入力(IME未起動)

ORANGE

*1

*1

*1 IMEが起動していないため、読みは取得されません。