Level

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タスクの実行レベル

タスクの実行レベルを返します。

構文:

Level(世代番号)

パラメータ:

世代番号 … タスクの階層位置を表す番号。カレントのタスクが0、親タスクが1、その親タスクが2 などとなります。タスク自身を、1 はそのすぐ上位の親タスクを指定し、以下同様です。

戻り値:

文字列…タスクレベルを意味する文字列が返ります。文字列の意味は次の通りです。

  • CP_<コントロール名>…[コントロール <コントロール名> 前]

  • CS_<コントロール名>…[コントロール <コントロール名> 後]

  • CV_<コントロール名>…[コントロール <コントロール名> 検証]

  • GP_<項目名> …[グループ <変数名> 前]

  • GS_<項目名>…[グループ<変数名> 後]

  • HE_<式イベント名>…式イベントによるハンドラ

  • HI_<内部イベント名>…内部イベントによるハンドラ

  • HR_<エラーイベント名>…エラーイベントによるハンドラ

  • HS_<システムイベント名>…システムイベントによるハンドラ

  • HT_<タイマイベント名>…タイマイベントによるハンドラ

  • HU_<ユーザイベント名>…ユーザイベントによるハンドラ

  • HX_<イベント名>…ActiveXイベントによるハンドラ

  • MP…[メインプログラム]

  • RM…[RM互換]

  • RP…[レコード前]

  • RS…[レコード後]

  • SUBFORM …[サブフォーム](例: Level(1) は、親タスクの実行レベルを取得する目的で、サブフォームタスク内でこの関数を実行する場合。)

  • TP…[タスク前]

  • TS…[タスク後]

  • VC_<項目名>…[項目<項目名>変更]

  • FRAME … [フレーム](例: Level(1) は、親タスクの実行レベルを取得する目的で、フレーム内のプログラムやタスクでこの関数を実行する場合。)

  • NULL または空白…タスクが見つからなかった

例:

Level(x)で、x (世代番号)が0 、1 などの場合、

Level(1)で'RP'が返った場合、親タスクのカレントの実行レベルが[レコード前]であることが分かります。

また、IF(Level(1)=",'親タスクが見つかりませんでした','')では、カレントのタスクに親タスクがなかった場合、「親タスクが見つかりませんでした」というメッセージが出力されます。

関連項目:

TDepth