レコード書込

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[レコード書込]イベントは、データベースに現在のレコードの書き込みを行います。

通常、オンラインタスクでは、次のレコードに移動したり、タスクを終了することで、ユーザがそのレコードを抜けた場合に、Magicは現在のレコードの書き込みを行います。しかし、ユーザがタスクを終了する前にレコードを保存したい場合もあります。例えば、現在のレコードを印刷するために[印刷]ボタンを画面に追加したい場合などが考えられます。印刷対象として現在のレコードを含むようにする場合は、印刷処理が実行される前にレコードが書き込まれている必要があります。

これは、[レコード書込]の内部イベントを使用することで簡単に実現できます。

このイベントが発行されると、Magicエンジンは以下のような処理を実行します。

  1. [レコード後]を実行します。

  2. データベースにレコードを書き込みます。

  3. データベースからレコードを読み直します。(キャッシュの指定内容にかかわらず。)

  4. 同じレコードの[レコード前]を実行します。

  5. 最初にパークしていたカラムにカーソルが移動します。

この内部イベントは、オンラインタスクでのみ有効です。

マルチユーザ環境での考慮事項

注意:

  • トランザクションが開始された同じタスク内でイベントが発行された場合のみ、レコードが書き込まれます。

  • [レコード書込]イベントを明示的に発行する代わりに、ユーザイベントの[強制終了]カラムを「レコード」に設定することでも対応できます。これにより、イベントが発行される前に現在のレコードに対する書き込み処理が実行されます。

 

デフォルトキーボード割付

なし

参照

データの再表示