SetContextFocus

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コンテキストフォーカスの設定

与えられたコンテキストの現在のウィンドウにフォーカスを設定します。

構文:

SetContextFocus (コンテキスト名)

パラメータ:

コンテキスト名(文字) … コンテキスト名を表す文字列

戻り値:

論理値 … コンテキストが存在し、フォーカスがそのコンテキストに切り替わった場合「true」が返ります。

例:

SetContextFocus('Property Sheet')

 

「Property Sheet」という名前のコンテキストのウィンドウにフォーカスが設定されます。

注意事項:

  • コンテキストが存在している場合、フォーカスは実行中のコンテキストの現在のプログラムに切り替わります。

  • フォーカスが設定できない場合、(例えば他のコンテキストがモーダルウィンドウを開いている場合)関数の処理は失敗します。

  • コンテキストプログラムがウィンドウを持っていない場合、現在のウィンドウがそのまま残っているように表示され、他のウィンドウにフォーカスは移りません。

  • コンテキストが存在している場合、関数は常に「True」を返します。

  • コンテキストが存在していない場合、フォーカスは修正されず、関数は「False」を返します。

  • 起動されたプログラムにCtxSetName関数が定義されている場合、SetContextFocus関数は動作しません。従って、

  • 起動されたプログラム内でCtxSetName関数を実行させることで、プログラムにフォーカスが移ります。

  • この場合、コンテキスト名は、起動されたプログラムのコンテキストIDを指定します。

関連項目:

CtxSetName