VarPrev

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項目のオリジナル値

項目のオリジナルの値が返ります。項目は、[項目一覧]のシンボル名で指定します。

構文:

VarPrev(シンボル名)

パラメータ:

シンボル名 … [項目一覧]の項目のシンボル名を指定します。VARリテラルが必要です。

戻り値:

指定した項目のオリジナルの値。その項目のデータ型で返ります。

例:

VarPrev('BE'VAR)

 

項目BE のオリジナルの値が返ります。

 

VarPrev('CR'VAR + 7)

 

項目CY (CR の7 つ後の項目)のオリジナル値が返ります。

 

VarPrev('W'VAR) <> W

 

項目の値が変更されているかどうかをチェックできます。結果は、VarMod('W'VAR)と同じになります。

注意事項:

  • この関数を使用して、データビューのレコードが読み込まれた時の項目の値を取り出すことができます。

  • なお、このVarPrev 関数は、レコードの初期化段階では使わないようにします。これは、レコードの初期化には、項目の値が入っていないためです。また、代入式で使用するのも避けるようにします。

  • いずれにしても、初期化段階では、値が変更されることはほとんどないため、VarPrev 関数は必要ありません。

関連項目:

 リテラル, VarCurr, VarMod