問い合わせ（アプリケーションサーバのみ）
MRBは、アプリケーションサーバが「問い合わせのみ」の状態 であることを認識し、マークします。「問い合わせのみ」のアプリケーションサーバはステータス情報のみを送ることができ、MRBからのリクエストも受け付けず、リクエスタの割当ても行いません。
終了
EJB がサポートされている場合、MRBが終了すると、問い合わせのみのアプリケーションサーバに XML ベースの終了リクエストを送ります。
アプリケーションサーバのロード
初期化時にコマンドラインリクエストやRQ関数を使用してアプリケーションサーバをロードできます。
Javaオブジェクトを渡すための設定
Magicは、EJBからのリクエストやEJBへの応答のJavaオブジェクトをシリアライズしたりデシリアライズする必要があります。この場合、以下の設定が必要です。
MAGIC.INI ファイルの[MAGIC_JAVA]セクション内の[JAVA_HOME]の設定
「JAVA_HOME」環境変数の定義
jvm.dll ファイルのあるディレクトリを含んだパスをPATH環境変数に追加
EJBメソッド内のJavaクラスは、以下のどちらかの指定によってクラスやJarファイルを含めることによってMagicにアクセスできるようにしなければなりません。
MAGIC.INI ファイルの[MAGIC_JAVA]セクション内の[CLASSPATH]の設定
「CLASSPATH」環境変数の定義
MagicアプリケーションサーバがEJBからリクエストを受け取ると、アプリケーションサーバは、各Javaオブジェクトを自動的にデシリアライズ（復元）し、Javaの仮想参照として起動したMagicプログラムに渡します。プログラムのBLOBパラメータは、各オブジェクトに対応したJava参照を持っています。もし、戻り値がJavaオブジェクトであれば、EJBリクエストに応答した時にエンジンは自動的に、Javaオブジェクトをシリアライズします。