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GUIエンハンサユーティリティは、移行されたアプリケーションを処理し、Magic eDeveloper V10の表示スタイル合うようにGUI表示形式フォームを修正するものです。このウィザードによって以下のコントロール特性が変更されます。
[テーブル]コントロール
[スタイル]特性 「W=Windows」に変更
[テーブル色の指定]特性 「T=テーブルに依存」に変更
[色]特性 /[交互表示色]特性 色を変更
[区切り]特性 「Yes」に設定
[カラムの区切線]特性 「Yes」に設定
注意: |
[テーブル]コントロールのカラムタイトルを[カラム]コントロールの[カラムタイトル]特性で指定せず、[テキスト]コントロールを配置している場合(Ver8以前のアプリケーションから移行された場合にこの状態になります)、[テーブル]コントロールの[スタイル]特性が「W=Windows」に変更されることで、[テキスト]コントロールの表示が見えなくなります。 |
その他のコントロール
[スタイル]特性を「平面」から「Windows立体」に変更 エディット、タブ
[スタイル]特性を「平面」から「凹立体」に変更 ラジオボタン、チェックボックス、リストボックス、コンボボックス、イメージ
アプリケーション用基本色テーブル
テーブルの[色]特性と[交互表示色]特性に割り当てる色を追加します。
GUIエンハンサユーティリティの実行
ビルダコンバータを起動するには、以下のようにします。
Windows の[スタート]メニュー > プログラム > Magic Studio V10 > マイグレーション > GUIエンハンサユーティリティ
ウィザードで表示されるダイアログの指示に従って操作することで、データが変換されます。
[プロジェクトの詳細]ダイアログ
[ウェルカム]ダイアログの次に表示されるダイアログでは、変更するプロジェクトファイルとプロジェクトが使用する基本色定義ファイルを指定します。
GUIエンハンサーを実行する場合は、変更するプロジェクトがMagic Studioによってオープンされていないことを確認してください。ファイルがオープンされていると、変更処理が行われません。
ユーティリティは、プロジェクトが使用する基本色定義ファイルも変更します。プロジェクトが使用している定義ファイルを指定するようにしてください。基本色定義ファイルは、Magic.iniファイルだけでなく[アプリケーション特性]に定義されている場合もあります。
Magic Studioが再起動されると、基本色定義ファイルの変更内内容が反映されます。
[修正項目の選択]ダイアログ
このダイアログでは、変更内容を選択することができます。
すべてのGUI表示テーブルの[交互表示色]特性を設定 2つの新しい色が基本色定義ファイルに追加されます。この色は、テーブルの行を交互に表示させるために使用されます。各[テーブル]コントロールに対してこのユーティリティは以下のように処理します。
[色]特性の継承は解除され、追加された最初の色(代替え色#1)が設定されます。
[テーブル色の指定]特性の継承は解除され、「T=テーブルに依存」に設定されます。
[交互表示色]特性に追加された2番目の色(代替え色#2)が設定されます。
すべてのGUI表示テーブルの[区切り]特性を設定 ここがチェックされた場合、ユーティリティは、[区切り]特性があるかどうかをチェックします。特性がない場合、この特性が追加されます。チェックされていない場合、、[区切り]特性があるかどうかをチェックし、特性が見つかった場合、システムを基に再継承します。
すべてのGUI表示テーブルの[カラム区切り線]特性を設定 これは[区切り]特性と同じように処理されます。
平面コントロールをV10用のスタイルに変更 GUIエンハンサーはコントロール用のモデルを基に[モデル]リポジトリを検索します。モデルが見つかった場合、[スタイル]特性が継承されているかどうかを確認します。継承が解除されているスタイル特性は、再継承されます。これは平面でないコントロールの場合に有効です。スタイルが平面の場合、この特性がチェックされているかどうかに依存します。
注意: |
このウィザードは、オンラインタスクに対してのみ処理されます。 |