コンテキストが見つかりません。
ブラウザクライアントによって送信されたコンテキストIDがアプリケーションサーバに存在していません。
ブラウザクライアントセッションが開始される場合は常に、アプリケーションサーバはそのセッションに対応したユニークなコンテキストIDを生成します。このコンテキストIDは、この次に送信されるリクエストをブラウザクライアントからアプリケーションサーバに結びつけます。
アプリケーションサーバは、MAGIC.INI で定義された「コンテキスト非稼働タイムアウト」で設定された時間内でコンテキストの内容を保持します。このタイムアウトの値は、最後のリクエストを受信してから、指定時間を超えてもリクエストが受信されない場合をタイムアウトとするものです。
ブラウザクライアントとアプリケーションサーバ間でのセッションに影響する可能性のある別の環境設定として、「コンテキストのアンロードタイムアウト」があります。
以下にトラブル例とその解決策を記述します：
例1
ブラウザクライアントのセッション間に、[コンテキスト非稼働タイムアウト]で設定された値より長い時間、エンドユーザがアプリケーションサーバにアクセスできない。
対策：[コンテキスト非稼働タイムアウト]の値を少しずつ増やしてみてください。値を大きくすると、アプリケーションサーバがコンテキストをより長い時間オープンするようになります。ただし、使用しているリソースに対して悪影響を及ぼす場合もあります。[コンテキスト非稼働タイムアウト]は、0.1 秒単位で設定されます。例えば、「600」と設定すると「1分」になります。
例2
ブックマークが保存されているような、コンテキストを含んだURLが、コンテキストの使用期限を過ぎてからアクセスされた場合。
例３
ブラウザクライアントが実行中に、エンドユーザが（ブックマークのような）他のURLを指定し、[コンテキストのアンロードタイムアウト]で指定された時間を経過後に、IEの[戻る]機能でMagicのブラウザのセッションに戻ろうとした場合
対策：[コンテキストのアンロードタイムアウト]の値を少しずつ増やしてみてください。値を大きくすると、アプリケーションサーバがコンテキストをより長い時間オープンするようになります。ただし、使用しているリソースに対して悪影響を及ぼす場合もあります。
[コンテキストのアンロードタイムアウト]は、0.1 秒単位で設定されます。例えば、「1200」と設定すると「2分」になります。
開発モード時は、このタイムアウトの値が 0.1秒に制限されていることに注意してください。
F7キーで起動されたブラウザプログラムを（Webブラウザを閉じたり、他のURLを指定したりして）止めると、すぐにMagicの開発画面に戻ります。