XML関数をネームスペースモードと非ネームスペースモードの両方で使用することができます。
非ネームスペースモードでは、要素に対して接頭語を指定しません。
ネームスペースモードでは、要素に対するネームスペースのエイリアスとして接頭語を指定することができます。要素は、ネームスペースURIと要素名を元にアクセスされます。エイリアスとURIの間でマッピングされ、ネームスペース内部のテーブルが指定された各入出力ファイルに作成されます。XMLGetAliasとXMLSetNS関数を使用して、この内部テーブルをオープンし、更新することができます。接頭語は、XMLのURIの1つとして定義されたエイリアスと合わせる必要があります。XMLデフォルトネームスペースに対して、エイリアスは空白の文字列になります。
MagicがXMLの入出力ファイルを読み込む場合、この内部のテーブルは、XMLドキュメントの中の各ネームスペースURIで指定された内容を自動的更新します。
接頭語は、要素パスの各要素のために指定できます。接頭語が1つ以上の要素に指定された場合、Magicは、ネームスペースモードを開始します。ネームスペースモードの中で、接頭語が指定されていない要素はデフォルトのネームスペースURI をもとに比較されます。
例えば、要素パスa.al1:b.c.al2:dの場合
ルートの要素には、接頭語がありません。
要素「b」は、「al1」というエイリアスを持っています。
要素「c」には、接頭語がありません。
要素「d」は、「al2」というエイリアスを持っています。
ネームスペースモードを使用しない場合は、要素パスに接頭辞を付けないでください。
参照