タスクフローでの処理モード

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Magic アプリケーションエンジンの動作は、タスクのタイプ(オンライン、ブラウザ、バッチ)と「処理モード」によって変わります。ここでは処理モードについて説明します。

処理モードは、タスクのメインソースに対してだけ意味があります。処理モードは基本的には4つあります。以下の表は4つの処理モードをまとめたものです。

処理モード

ユーザが可能な操作

登録

新規レコードの作成が可能です

修正

既存のレコードの修正が可能です

照会

レコードの参照のみ可能で、更新はできません。オンラインタスクの場合、ユーザはキーボードから文字などを入力し、その入力を条件としてレコードの検索を行うことができます。バッチタスクでも、テーブルは読込専用で開かれるため、検索は可能ですが、更新はできません。

削除

レコードの削除が可能です。この削除モードは、[レコード後]でだけ有効です。

処理モードはタスク実行中にユーザが変更することができますが、開発者はタスクが始まる時の[初期モード]を[タスク特性]ダイアログで指定しなければなりません。

オンラインタスクの場合、[タスク特性]ダイアログのパラメータで、ユーザによるモード変更を制限することができます。一方、バッチタスクでは、タスクの実行中にユーザが初期処理モードを変更することはできず、[タスク特性]で設定した処理モードのままで処理が進められます。

[ロジック]エディタに定義されている処理コマンドの実行は、通常、処理モードによって影響を受けることはありません。しかし、その時点の処理モードに応じて処理を制限したい場合には、[条件]欄にStat関数を使った式を指定することで実現できます。Stat関数の使い方については、「エンジンの実行規則」の「処理実行の制御」に詳細があります。

処理モードはメインソースにリンクしているテーブルの登録や修正には影響しません。この場合、リンク定義のリンクタイプによって決まります。

参照