リンクの定義内容

データビューエディタ > リンク定義

リンクは、データビューに関連する処理です。このため、タスクの[データビュー]エディタでのみ定義できます。リンクは、基本的に次の順序で定義します。

  1. ヘッダ行の作成 …… [編集]メニューの[ヘッダ行作成](Ctrl+H)を選択し、ヘッダ行を作成します。

  2. リンク定義 ……[リンク]コマンドを指定し、リンク対象となるデータベーステーブルを指定します。また、リンク方式、インデックスも指定します。

  3. 項目定義 ……位置付式(最小/最大)を使用して、リンクテーブルのインデックスセグメントを指定します。また、各インデックスセグメントについて、リンク条件を設定します。

上記は、リンク処理を行う場合の最小限の設定で、この設定は、Magic により半自動的に行われます。[リンク]定義を選択すると、対応する[リンク終了]が自動的に作成されます。また、リンク先のテーブルとリンクで使用するインデックスを選択すると、[リンク]コマンドと[リンク終了]の間に、自動的にデータ項目が挿入されます。挿入されたデータ項目はそれぞれ、指定したインデックスのインデックスセグメントに対応します。

例えば、指定したインデックスにインデックスセグメントが2つある場合、[リンク]コマンドの後にデータ項目が2つ挿入されます。この2つのデータ項目はそれぞれ、指定したインデックスの2つのインデックスセグメントに対応しています。その後、必要に応じて、各インデックスセグメントについて、位置付式を指定します。

リンクテーブルとのリンクに使用するインデックスを変更すると、変更後のインデックスのインデックスセグメントに対応するデータ項目が、自動的に追加されます。

上記のように、リンクテーブルのデータ項目は自動的に定義されますが、リンクテーブルの項目を追加選択することもできます。項目を指定する場合、[リンク]コマンドと[リンク終了]の間に行を追加します。指定したデータ項目は、レコードのデータビューに追加されます。

[リンク]コマンド内に別の[リンク]コマンドをネストして指定することはできません。リンクをネストにしたい場合、まず、最初のリンクの直後に2番目のリンクを作成し、最初のリンクで指定した項目を2番目のインデックスセグメントの位置付式で指定します。これで、ネストと同じ処理ができます。