公開イベントの実行時の動作

ロジックエディタ > 処理コマンド > イベント実行

公開イベントに対する[イベント実行]処理コマンドが実行されると、定義された式の内容をイベントの公開名と評価します。公開名は、大文字と小文字が区別されます。

Magic は、実行環境でのタスクツリー上において、指定された公開イベントを使用しているユーザ[イベント]ロジックユニットを検索します。指定した公開[イベント]ロジックユニットが見つかれば実行します。見つからない場合は実行されません。

ホストアプリケーションのイベントをコンポーネントから実行する場合、イベントに[公開]特性が指定されていなかったり、ハンドラが[公開]特性を指定したイベントを使用していない場合は実行されません。

最初の一致するハンドラが見つかり実行されると、次にそのハンドラの[伝搬]特性を確認します。[伝搬]特性が「No」であれば、イベント処理は終了し、「Yes」であればイベントを伝搬します。[伝搬]特性は、イベントの公開名の検索時には使用されませんが、ユーザイベントテーブルに定義されたイベントとして参照されます。