WMQ.Quick Send

メッセージング > WebSphere MQ との接続 > コンポーネントプログラム

メッセージキューをオープンし、メッセージを送り、メッセージキューをクローズします。このプログラムは、簡単にメッセージを送りたい場合は有効ですが、大量のメッセージを送る場合は、効率的ではありません。

このプログラムは、「Open Queue」、「Message Setup」、「Send message」、「Close Queue」の各プログラムを順に呼び出します。

 

パラメータ

説明

Queue Manager

文字(48)/入力:MQ キューマネージャの名前

Queue Name

文字(48)/入力:キューの名前です。

Message Data

BLOB/入力:メッセージデータ を含んだバッファ形式の BLOB。[SetTextIntoBuffer]プログラムを使用することで文字項目をバッファ形式に変換できます。

Buffer Identifier index

数値(4)/入力

  • 0 の場合、メッセージは、BLOB内になければなりません。

  • 0 より大きい場合、メッセージ構造と値はメモリテーブル(バッファテーブル)にあることになり、この値がインデックスになります。

詳細は、「バッファテーブル」を参照してください。

 

Msg Persistence

文字(1)/入力:そのメッセージがシステム障害に耐えられるかどうかを示します。 サブスクリプションのみ有効です。

  • P …… 持続性あり

  • N …… 持続性なし

  • D …… キューに依存します。

Message ID

BLOB/入出力(オプション):このパラメータはメッセージ ID を返します。メッセージ IDが送信された場合、呼出しアプリケーションは ID を管理しなければなりません。

指定できる最大サイズは、24バイトです。

Correlation ID

BLOB/入出力(オプション):リクエスト メッセージの相関関係を確認します。共有されたキューにおける特定のサブスクライバのために サブスクリプションを確認します。

指定できる最大サイズは、24バイトです。

Group ID

BLOB:一緒に処理されるメッセージグループのID

指定できる最大サイズは、24バイトです。

Sequence Number

数値(10):グループ内のメッセージのシーケンス番号を指定します。この値が 0 でグループID に値が設定されている場合、コンポーネントはエラーを返します。

Priority

数値(2):メッセージの優先順位。デフォルトは 0 です。 

Msg Life span

数値(10):メッセージの寿命をミリ秒で指定します。サブスクリプションのみ有効です。-1 の場合、無期限になります。

Transacted Msg

論理値/入力:「True」 の場合、メッセージはトランザクションの一部です。トランザクションがオープンされていない場合は、Websphere MQ が自動的に開始します。

Message Format

数値(2)/入力(オプション):メッセージの書式を指定します。以下の値を指定します。

  • 0 …… フォーマットなし(デフォルト)

  • 1 …… MQ Series が変換を実行(MQSTR)

  • 2 …… Admin (MQADMIN)

  • 3 …… CHANNEL_COMPLETED (MQCHCOM)

  • 4 …… Dead letter header (MQDEAD)

  • 5 …… Trigger (MQTRIG)

  • 6 …… XMIT_Q_Header (MQXMIT)

WMQ Error Code

数値(17)/出力:送信処理が失敗した場合、MQサーバの内部エラーコードが返ります。正常に終了した場合は、「0」が返ります。

 

戻り値

数値(17):処理が成功した場合 0、失敗した場合は負の数(エラーコード)が返ります。