MAGIC.INIファイルのフォーマット

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MAGIC.INIはフリーフォーマットのテキストファイルです。パラメータはそれぞれ、別々の行に記述されます。パラメータは、複数行にまたがることができます。パラメータは、固定識別子(名前)と可変部(値)で構成されます。空行およびコメント行も含めることができます。ファイルのフォーマットは次のとおりです。

[SectionName]
ParameterName = ParameterValue
……
ParameterName = ParameterValue
[SectionName]
……
;This is a remark line

[SectionName]

セクションの先頭にはセクションヘッダ行が記述されます。

セクションヘッダは、大カッコで囲みます。セクションヘッダには、ユニークなわかりやすい名前を付けなければなりません。セクションヘッダ名にはブランクを入れられません。セクションのパラメータにアクセスする時に、セクションヘッダを使用します。異なるアプリケーションによって書き込まれたセクションの衝突をなくすため、長い名前を使用してください。セクションは、次のセクションヘッダまたはファイルの終わりで終了します。

ParameterName

セクションヘッダの後にある全てのパラメータはそのセクションに属します。全てのパラメータは1行または複数の行を占有します。ParameterNameは、MAGIC.INIのパラメータの固定部です。これを使用して、パラメータの可変部を識別し、アクセスします。パラメータ名は、セクション内ではユニークでなければなりませんが、セクションが異なる場合はその限りではありません。パラメータ名にはブランクを入れられません。

パラメータ区切文字。等号は、パラメータ名とその値を等号で区切ります。等号の前にある文字は全て(ただし、前に付いているブランクと後に付いているブランクを除く)パラメータ識別子の一部です。等号の後にある文字は全て(ただし、前に付いているブランクと後に付いているブランクを除く)パラメータの値の一部です。

ParameterName=ParameterValue

パラメータに使用できる任意の値。パラメータ値は、MagicセクションについてはMagicが決定し、アプリケーションセクションについては開発者が決定します。パラメータ値を複数の行にまたがらすには、行の末尾に+記号を付けます。すると、次の行が前の行の継続行として取り扱われます。+記号をパラメータの一部として明示的に指定するには、「\+」という組み合わせを使用します。

; Remark lines

「;」記号が行の先頭にあると、その行の末尾まで全て無視されます。