Magicコマンドラインオプションの構文は次の通りです。
eDevStudio /Parameter1=Value1 /Parameter2=Value2 ... |
/ 新しいパラメータの始まりを示します。
Parameter MAGIC.INIファイルで指定したパラメータ識別子。このパラメータ名には、セクション名を含めることができます。セクション名を指定した場合、パラメータはそのセクションに固有のものになります。セクション名を指定しない場合、デフォルトで[MAGIC_ENV]セクションが使われます。
= パラメータ名と値の区切文字。パラメータ名、区切文字、値の間に空白を入れることはできません。
Value パラメータに割り当てられる値。有効な値を指定します
OSのコマンドラインが短すぎて、必要な全てのオプションを指定できないことがあります(例えば、Windowsだと、コマンドラインに入力できるのは最大128文字までです)。したがって、Magicでは、全てのコマンドラインオプションを記述したファイルを受け付けます。
カンマ(,)、バックスラッシュ(\)、プラス記号(+)、または等号(=)をコマンドラインのテキストのリテラル部分として入力する場合は、接頭語として「\」文字を付ける必要があります。カンマを含む例を次のセクションに示します。それとは別に、一対の一重引用符(')で値を囲み、値をそのまま受け付けるようMagicに指示することもできます。この方法では、バックスラッシュを文字として入力できます。例えば、
/CommandProcessor = '%comspec%' |
コマンドラインパラメータの値にアスタリスク(*)を指定することで、値全体を終わりまで受け取り、ターミネータと引用符を無視するようにMagicに指示できます。この方法では、次の式を使用して、クリップボードを作成できます。
INIPut('clipboard=*' & VARCURR(VarInp(1))) |
この関数は、その内容に関係なく@パラメータに作用します。このクリップボード概念を@以外の属性(数値、日付など)に使用する場合は、VarAttr関数を使用して、VarCurr関数を文字列に変換してから(Str、DStr関数などを使用して)、連結するようにします。
Magicコマンドラインファイルの構文は次のとおりです。
eDevRte @filename |
ただし、
@ 実際のコマンド行の残り部分をコマンドラインファイルとして取り扱うようにMagicに指示します。
filename コマンドラインオプションファイルの格納場所とオペレーティングシステムでの名前。ファイルの内容は、コマンドラインオプションについて上で設定した規則に従わなければなりません。オプションが異なれば、ファイル内の行も異なります。