Webサービスコンポーネントジェネレータ

このウィザードは、Webサービスにアクセスするコンポーネントを作成するために使用されます。

[Webサービス]コンポーネントジェネレータを使用して、以下の手順でコンポーネントを作成します。

  1. メインウィザードの操作手順に従って、コンポーネントジェネレータを起動します。

  2. [Webサービスの詳細]ダイアログを開き、以下のパラメータを設定します。

特性

内容

コンポーネントタイプ

ここには、選択されたコンポーネントのタイプ名が表示されます。

コンポーネント名

この欄は必須入力です。コンポーネント名を入力します。]

コンポーネントの場所

コンポーネント用の関連ファイルが作成されるフォルダを指定します。[参照]ボタンをクリックして選択することができます。

キャビネットファイル名

コンポーネント用のキャビネットファイルが作成されるフォルダを指定します。デフォルト名はコンポーネント名に依存します。

  1. [詳細]ボタンをクリックすると、作成するコンポーネントの詳細情報を入力することができます。

  2. [拡張]ボタンをクリックすると、作成するコンポーネントの追加特性を入力することができます。以下の特性があります。

特性

内容

即時有効

この特性が選択されると、アプリケーションがオープンされた時点で直ちにコンポーネントが読み込まれます。Webサービスコンポーネント用にユーザ定義関数が作成されますが、この関数が即有効にするために、即時有効をチェックする必要があります。従って、Webサービスコンポーネントでは、この特性が選択状態で、変更できないようになっています。

インタフェース名と場所

インタフェースファイル(ECI)の名前とパスを指定することができます。

プロジェクトファイルを保存

プロジェクトファイルがコンポーネント作成処理の終了時に保存するかどうかを指定します。このオプションを選択しないと、プロジェクトファイルは作成されません。プロジェクトファイルを保存しない場合、任意にコンポーネントをカスタマイズすることができません。

モジュールとしてプロジェクトに保存

プロジェクトファイルを保存する場合、作成したプロジェクトをモジュールとして現在のプロジェクトに追加するかどうかをこのチェックボックスで選択できます。

  1. [Webサービスの場所]ダイアログで、[SDL URL]または[UDDI検索]オプションをクリックします。

[WSDL URL]を選択した場合

    1. [WSDL URL]を選択した場合、WSDLのパスを入力します。[WSDL URL]欄には、最大256文字まで入力することができます。入力欄をダブルクリックすることで、ディスクの上のWSDLファイルを検索することができます。

    2. [次へ]をクリックするとMagic uniPaaSは指定されたWSDLファイルをアクセスし、構文解析を行います。WSDLファイルが存在しなかったり、不正なものであった場合、エラーメッセージが表示されます。

[UDDI検索]オプションを選択した場合

    1. [UDDI検索]オプションを選択した場合、[UDDIサーバと検索文字列]ダイアログが表示されます。

    2. [UDDIサーバと検索文字列]ダイアログ内では、サービスを検索するために、UDDIサーバと検索文字列を入力します。検索文字列では、ワイルドカードとして「%」を使用することができます。
      例えば、Windows2003 Server のUDDIサービスにアクセスする場合は、以下のようなURLを指定します。

http://Servername/uddipublic/inquire.asmx

 

    1. [次へ]をクリックすると、[サービス選択]ダイアログが表示されます。ここでは、使用したいサービスを選択します。このダイアログには、検索文字列によって照合されたサービスが表示されます。WSDLファイル(アクセスポイント)を持っているサービスのみ表示されます。サービスを選択して[次へ]をクリックすると[アクセスポイントの選択]ダイアログが表示されます。

    2. [アクセスポイントの選択]ダイアログには、選択されたサービスに対しアクセスポイントが複数存在する場合、アクセスポイントが選択できます。また、このサービスに関する詳細情報も表示されます。

(以下共通)

  1. [次へ]をクリックすると、[処理の追加]ダイアログが表示され、WSDLに定義されている処理の一覧が表示されます。この中から、使用したい処理を選択します。少なくとも1つの処理を選択してください。
    WSDLファイル内に処理が定義されていない場合、[Webサービスの位置]ダイアログに戻ります。

  2. [次へ]をクリックすると、[パラメータの変更]ダイアログが表示されます。ここには、WSDLに定義されているデータタイプと対応するMagic uniPaaSのデータタイプが表示されます。[書式]のみ変更できます。

  3. [次へ]をクリックすると、[コンポーネントの詳細]ダイアログが表示されます。ここには、作成するコンポーネントの情報が表示されます。この内容でよければ、[終了]をクリックしてください。Webアプリケーション(コンポーネント)が作成されます。

  4. [Webサービス]コンポーネントジェネレータを使用し終えたら、作成されたプログラムを確認してください。詳細は、「作成されるWebサービスコンポーネント」を参照してください。

注意:

  • コンポーネント名にDBCSコード(全角及び半角カタカナ)を含めないようにしてください。

  • [SOAP Spyのアドレス]こアドレスが設定された場合、SOAP Spyが実行していない状態で実行するとWSDLのURLのアクセスができません。