特性
内容
必須入力
エンドユーザがコントロールに値を入力する必要があるかどうかを指定します。必須にするかどうかを表す論理値を返す式を使用できます。
修正許可
実行時にユーザがコントロール内の値を変更できるかどうかを指定します。
Yes …… ユーザはコントロール内の値を変更できます。
No …… コントロールへのユーザアクセスは拒否されます。
選択プログラム
実行時にエンドユーザが[編集/ズーム]を使用してプログラムを起動することができるかどうかを指定します。プログラム番号を直接入力するか、[プログラム一覧]にズームしてプログラムを選択します。
[選択プログラム]特性によってプログラムが起動される場合、[並行起動]特性は無視され、プログラムはMDIの子プログラム(MDIとして実行している場合)、またはフローティング(SDIとして実行している場合)で動作します。
[選択プログラム]特性を設定した場合、[オプション]メニューの[オブジェクトに移動]を選択することで簡単に指定したプログラムに移動することができます。また、[オプション]メニューの[オブジェクトから戻る]を選択することで、[選択プログラム]特性に戻ることもできます。
起動モード
[選択プログラム]特性で定義されたプログラムを呼び出す時期を指定します。有効な値は以下のとおりです。
A=後置 …… 呼び出した選択プログラムが終了した時に、カーソルが次の項目に移動するように指定します。
B=前置 …… 呼び出した選択プログラムが終了した時に、カーソルが呼び出した項目に戻るように指定します。(デフォルト)
P=自動 …… 項目にカーソルが移動すると同時にプログラムが自動的に実行されるように指定します。これにより、ユーザは即座に値を選択できます。この場合は、選択プログラムが終了した後、前置モードの場合と同様にカーソルは呼び出した項目に戻ります。
複数行編集
[エディット]コントロールに複数行のテキストを含めることができるかどうかを指定します。
[テキスト形式]フォームで複数行編集コントロールを使用している場合、フォーム全体に収まるようにコントロールが拡大されます。このコントロールは、ページのサイズに合わせて拡大でき、複数のページにまたがることができます。ページ長を越えた複数行編集コントロールは、Magic uniPaaSの全てのヘッダ制御およびフッタ制御を維持しながら次のページに続きます。
テーブル内にこのコントロールがある場合、テーブルのセルは[エディット]コントロールのサイズに合わせて拡大されます。テーブルのタイトルは各ページに出力されます。そのほかのコントロールは、[エディット]コントロールの上または下に表示されます。
水平スクロール
水平方向のスクロールを可能にするかどうかを指定します。[複数行編集]が[Yes]に設定されているコントロールに適用されます。
垂直スクロール
コントロールの行の間を垂直方向にスクロールを可能にするかどうかを指定します。[複数行編集]が「Yes」に設定されているコントロールに適用されます。
スクロールバーの表示
[垂直スクロール]や[水平スクロール]特性に基づいて、垂直スクロールバーや水平スクロールバーを表示するかどうかを指定します。「Yes」の場合、[エディット]コントロールでスクロールバーを表示します。
CR許可
エンドユーザがEnterキーを押下した時にコントロール内の次の行に移動するか、コントロールを終了するかを指定します。[複数行編集]が「Yes」に設定されているコントロールに適用されます。
自動拡張
必要な時に自動的に拡張ウィンドウをオープンするかどうかを指定します。この特性が「Yes」に設定された場合、ユーザが現在のコントロールの幅を超えた位置にカーソルを動かしたり、テキストを入力すると拡張ウィンドウが自動的にオープンされます。
拡張ウィンドウ
コントロールの表示可能範囲を越えるテキストのための拡張表示用ウィンドウを指定します。[フォーム一覧]にズームして、コントロールに関連付ける拡張ウィンドウのフォームを選択できます。
注意:
[パスワードエディット]特性が「Yes」の場合、拡張表示されません。
パスワードエディット
コントロールへのアクセスをパスワード保護するかどうかを指定します。
No (デフォルト) …… 入力した内容は保護されず、そのまま表示されます。
Yes …… 入力した内容は、OSのパスワード文字(OSによって異なります)で表示され、保護されます。
[複数行編集]特性が「Yes」の場合、この特性は無効になります。
キャップスロックがONの場合、警告が表示されます。
照会モード時修正許可
タスクが照会モードでも、ユーザがコントロールの値を変更することができるようにするかどうかを指定します。