詳細

 

特性

内容

データ

データは、データ項目(値)または式として指定します。

項目

[データ]特性で指定されたデータ項目の名前を表示します。

選択項目リスト

コントロールから選択することで返される値の範囲を指定します。選択値は、カンマ(,)区切りで複数指定できます。

[特性が定義されていない場合は、この値で表示されます。[特性が定義されている場合は、この値は表示されません。

[データ]特性への継承指定を行うことで、項目の[範囲]特性を継承することができます。

この特性には、Unicode値のみ有効です。V9Plus用のアプリケーションから移行した場合、デフォルトのコードページを使用してANSIからUnicodeへの変更が行われます。

選択表示リスト

コントロールに表示させる選択肢を指定します。表示のみで入力値にはなりません。選択値は、カンマ(,)区切りで複数指定できます。

この特性が指定されている場合は、[選択項目リスト]特性に同じ順番で選択値が指定されている必要があります。

例えば、[選択項目リスト]特性に「1,2,3」と指定されていて、[選択表示リスト]特性に、「赤,青,緑」と指定されている場合。フォーム上の表示は、「赤,青,緑」になりますが、実際に入力される値は、「1,2,3」のいずれかになります。

この特性には、Unicode値で指定できます。V9Plus用のアプリケーションから移行した場合、デフォルトのコードページを使用してANSIからUnicodeへの変更が行われます。

コントロール名

コントロールの名前を指定します。クラス0フォーム内に定義されたコントロールに名前を付けると、関数や[コントロール]ロジックユニットで参照することができます。LastClicked関数の説明も参照してください。

[コントロール名]特性は30桁に制限されます。末尾の空白は自動的に削除されます。[フォーム]エディタ内のコントロールのコピー処理では、この特性はコピーされません。

選択したデータ項目または式の型です。データ項目を設定した場合、この値は変更できませんが、式を設定した場合は変更できます。

ソーステーブル

コントロールと関連付けるテーブルの番号を指定します。[データソース一覧]からテーブルを選択することができます。

この特性を設定した場合、[表示項目]や[リンク項目]特性を指定する必要があります。

表示項目

画面に表示されるテーブルのカラムを指定します。[ソーステーブル]特性で指定されたテーブルのカラムを[項目一覧]から選択できます。

リンク項目

実際に格納されるテーブルのカラムを指定します。[ソーステーブル]特性で指定されたテーブルのカラムを[項目一覧]から選択できます。

インデックス

画面に表示される順序を決めるテーブルのインデックスを指定します。[ソーステーブル]特性で指定されたテーブルのインデックスを[インデックス一覧]から選択できます。

範囲

画面に表示されるレコードの範囲を決めるための各項目の開始および終了範囲を指定します。[ソーステーブル]特性で指定されたテーブルに対して、[項目範囲]テーブルから範囲を指定するカラムを選択できます。指定されたテーブルに範囲に該当するレコードが存在しない場合、選択肢は何も表示されません。  

コンテキストメニュー

コントロール上で使用されるコンテキストメニューを指定します。この特性には、9999までの数値を入力することができます。存在していないメニュー番号を入力した場合、「0」にリセットされます。ここからズームして、[メニュー一覧]にアクセスできます。

式でメニューを指定することもできます。この式は再計算され、コンテキストメニューの表示要求がある度に評価されます。実行時、式は[メニュー一覧]内のメニュー番号として評価されます。

デフォルト値は「0」です。

ドラッグ許可

同じMagicアプリケーション間でのコントロールからコントロールへのデータのドラッグ処理や、同一PC上のMagic uniPaaS以外のアプリケーションとの間でのデータのドラッグ処理を可能にします。

このコントロールからコピーされたデータは、[ドラッグ開始]イベントによるロジックユニットによって意図的に設定されるか、Magicエンジンにより自動的に設定されます。

注意:

ここに設定された式は、タスク起動時にのみ評価されます。

ドロップ許可

同じMagicアプリケーション間でのコントロールからコントロールへのデータのドロップ処理や、同一PC上のMagic uniPaaS以外のアプリケーションとの間のデータのドロップ処理を可能にします。

このコントロールへのデータのコピーは、[ドロップ]イベントによるロジックユニットによって意図的に行われるか、Magicエンジンにより自動的に行われます。

注意:

ここに設定された式は、タスク起動時にのみ評価されます。

表示レイヤリスト

実行時に表示されるレイヤ番号を指定します。この特性に設定した順番で[タブ]コントロールのレイヤが表示されます。空白の場合は、すべてのタブが表示されます。

取得されるタブ項目の値は[選択項目リスト]特性に定義された内容に基づき、表示内容は[選択表示リスト]に従います。

例:

  • 選択項目リスト ……  "A,B,C,D"

  • 選択表示リスト ……  "タブ1,タブ2,タブ3,タブ4"

  • 表示レイヤリスト ……  "3,2"

この場合に、タブは「タブ3」と「タブ2」の2つのタブのみ表示され、最初のタブ(「タブ3」)をクリックするとタブ項目「C」の値が返ります。

3番目のタブにリンクされた全てのコントロールが表示されます。