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特性

内容

コントロールの色を指定します。[アプリケーション用基本色一覧]にズームして選択するか、直接基本色番号を入力してください。通常は、[スタイル]特性が「2=平面」の場合にのみ有効ですが、[テーブル色の指定]特性が「T=テーブルに依存」の場合は、全てのスタイル指定で有効になります。

テーブル色の指定

テーブルの背景色を各カラムごとに指定された色で表示するか、テーブル全体で同じ色によって表示するかを定義します。

  • C=カラムに依存 …… テーブルに配置された各カラムの[色]特性によって表示される色が決まります。[スタイル]特性が「3= 凸立体」の場合は、無効です。

  • T=テーブルに依存 …… [テーブル]コントロールの[色]特性によってテーブルの背景色が決まります。[スタイル]特性によって以下のように決定されます。

  • 2=平面 ……  カラムヘッダや空白表示、およびカラムの背景は[色]特性に指定された背景色で表示されます。カラムタイトルとテーブルの区切り線は[色]特性に指定され前景色が表示されます。

  • 3=凸立体 ……  カラムタイトルは[色]特性に指定された前景色で表示されます。

  • D=Windows立体 ……  カラムや空白表示の背景は[色]特性に指定された背景色で表示されます。カラムタイトルは、[色]特性に指定された前景色で表示されます。

  • W=Windows ……  カラムの背景と空きスペースの背景は、[色]特性で設定されている背景色が表示されます。カラムタイトルは[色]特性で設定された前景色が表示されます。

交互表示色

テーブルの行の背景色を交互に変更して表示させる場合の変更色を指定します。デフォルト値は「0」です。この場合、全ての行の背景色は同じになります。定義式では指定できません。[テーブル色の指定]特性が「T= テーブルに依存」の場合のみ有効です。

実行時、行の背景色は、[色]特性で指定した色(奇数行)と、[交互表示色]特性で指定した色(偶数行)の交互に切り替わります。行が追加されたり削除された場合、奇数行と偶数業の関係に基づいて表示が切り替わります。データ行がテーブル全体にない場合(テーブルの下部に何も表示されない部分がある場合)も、交互に色が切り替わって表示されます。

ツールチップ

コントロールに関連付けるツールチップを指定します。[ヘルプ一覧]にズームしてツールチップヘルプを選択できます。

式で指定することで動的に表示させることができます。式ではヘルプ内容をUnicode書式で定義します。

可視

コントロールを表示させるかどうか指定します。論理値を返す式で指定することもできます。

スタイル

コントロールの外観を指定します。有効な値は、以下の通りです。

  • W=Windows(デフォルト)

  • D=Windows立体

  • 3=凸立体

  • 2=平面

注意:

「W=Windows」または「D=Windows立体」の場合、カラムヘッダのテキストは[垂直整列]特性が「上寄せ」にすると折り返し表示になります。テキスト全体が表示できない場合は、省略(…)記号がテキストの末尾に表示されます。

境界スタイル

コントロールの境界スタイルを指定します。[スタイル]特性が「2=平面」と「W=Windows立体」、「W=Windows」の時に有効です。有効な値は以下のとおりです。

  • T=細線 …… 細線でコントロールを囲みます。

  • H=太線 …… 太線でコントロールを囲みます。

  • N=なし …… コントロールに境界線を表示しません。

スクロールバー

[テーブル]コントロールに垂直スクロールバーを配置するかどうかを指定します。

区切り

[テーブル]コントロールの行間に分割線を表示するかどうかを指定します。

ハイライト行のスタイル

現在の行を強調表示する方法を指定します。

  • N=なし …… 現在の行を強調表示しません。

  • F= フレーム …… 現在の行が、行を取り囲むフレームして強調表示されます。フレームの色は[ハイライト行の色]特性で指定された色の前景色になります。
    [区切り]特性が「No」の場合は、フレームは表示されません。

  • B=背景 …… 現在の行が[ハイライト行の色]特性で指定された色の背景色によって強調表示されます。

  • C=背景とコントロール …… 現在の行が、背景オプションのような背景色で強調表示されます。強調された色を表示するために、このモードは、また現在行の全てのコントロールの色を変更します。

ハイライト行の色

[ハイライト行のスタイル]特性の設定によって強調表示される色を指定します。[基本色一覧]にズームして、色を選択できます。

タイトル高さ

[テーブル]コントロールのタイトルの高さを指定します。この特性は、[フォーム]エディタでタイトルバーの下端をクリックしてドラッグして設定することもできます。

行高さ

[テーブル]コントロールの行の高さを指定します。テーブルの先頭行の下端をクリックおよびドラッグして設定することもできます。

下辺位置

 ウィンドウのサイズに応じてテーブルの下辺の位置を決める方法を指定します。

  • R=最下行内(デフォルト) …… テーブルの下辺とウィンドウの下辺の間隔が調整され、部分表示行(何も表示されず、行の高さが指定行より小さい行)が表示されないようにします。

  • N=最下行まで …… 部分表示行が表示され、テーブルの下辺とウィンドウの下辺の間隔が同じになるように調整されます。

カラム数

[テーブル]コントロール内のカラムの数を表示します。カラム数の変更はフォームレイアウト上でのみ行うことができます。

カラムの区切線

[テーブル]コントロールのカラムの間に区切り線を表示するかどうかを指定します。

最終区切線

タイトルバーに最終カラムの区切線を表示するかどうかを指定します。

  • Yes …… タイトルバーに最終カラムの区切線を表示します。

  • No …… 区切線を表しません。

デフォルトの設定は以下の通りです。

  • GUI表示形式フォームの場合 …… Yes

  • GUI出力形式フォームの場合 …… No

ウィンドウ内テーブル

[テーブル]コントロールの[サイズ変更可]特性が[Yes]に設定されている場合、カラムのサイズが変更された時に[テーブル]コントロールの表示領域を変更するかどうかを指定します。テーブルのサイズが表示領域を超えた場合、スクロールバーが表示されます。

サイズ変更可

実行モードにおいて[テーブル]コントロールのカラムの区切り線をドラッグすることでカラムのサイズを変更できるようにするかどうかを指定します。

カラムのサイズを変更するには2つの方法があります。

  • カラムの区切り線をクリックしてドラッグします。この場合、区切りの両端のカラムの幅が変わります。

  • カラムの区切り線をクリックして、Shiftキーを押しながらドラッグします。この場合、区切りの左端のカラムの幅が変わり、テーブルの幅も変わります。

カラムの並び替え可

この特性は、[スタイル]特性が「W=Windows」に設定された場合のみ有効です。

アプリケーションの実行時にエンドユーザがカラムの順序を変更することができるかどうかを指定します。

  • Yes …… カラムタイトルをドラッグし、別のカラムのタイトル部にドロップすることで、カラムの順番を変更することができます。

  • No …… カラムの順序は変更できません。

エンドユーザが実行中にテーブルカラムの順番を変更した場合、そのコンテキスト内でのみ有効です。タスクを一度終了して再起動した場合、開発時の順番で表示されます。

マルチマーキング

[テーブル]コントロールのマルチマーキング機能を有効にするかどうかを指定します。

マークされたテーブルに対してユーザが定義した処理を実行したり、マーク行を削除したりすることができます。

キャッシュ範囲]特性が「No」に設定された場合、マルチマーキング機能は利用できなくなります。