出力先

この特性は、呼び出されたプログラム(またはサブタスク)が、現在動作しているタスクの[サブフォーム]コントロールで開くか、独自のウィンドウで開くかを指定します。

SDIアプリケーションを開発する際、呼び出された各プログラムは独自のウィンドウを開きます。異なるプログラムを同じウィンドウで開く必要があるような場合にこの特性を使用します。例えば以下のようなケースが考えられます。

この特性は、タスクフォーム上の決められた位置にプログラムを開く簡単な方法を提供します。

この特性は、リッチクライアントプログラムでのみ有効です。

この特性には、コントロール名を指定します。ここからズームしてリストから選択するか、直接入力します。リストには、現在または上位のタスクの[サブフォーム]コントロールが表示されます。

フォーム上の[サブフォーム]コントロールのコントロール名が変更(または削除)されても、この特性の設定値は変更されません。

注意:

  • Unicodeはサポートされません。

  • [サブフォーム]コントロールに定義されたプログラムが実行する前に、現在動作しているプログラムが終了します。エラーやプログラムが終了できない問題が発生した場合、この問題を解決してから再度呼び出す必要があります。

  • [出力先]特性が定義された[コール]処理コマンドが、([タスク前]から起動された場合のように)タスクのフォームが読み込まれる前に実行された場合、フォーム表示が一回行われるだけで終わります。

  • [出力先]特性が定義された[コール]処理コマンドが、([タスク後]から起動された場合のように)タスクが終了された後に実行された場合、この特性は無視され、起動されたプログラム(またはタスク)は別のウィンドウを開きます。起動されたプログラムが非モーダルのウィンドウタイプの場合、即終了します。

  • 実行時、指定された出力先でタスクをオープンできなかった場合、タスクは別のウィンドウを開きます。

出力先のサブフォームで実行するタスクを呼び出すとき、そのサブフォームはこれらの内の一つによって定義することができます。

複数のサブフォームが同じ名前で定義されている場合、Magic uniPaaSは現在のタスクから上位タスク方向に検索を行います(現在のタスク、親タスク、その他)。検索は、現在のタスク(またはその上位タスク)が実行しているサブフォームは含まれません。サブフォームが見つからない場合、[出力先]特性が指定されていないものとして、プログラムは呼び出されます。

参照:

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