このエラーは、低レベルの要因で発生します。かく要因では、異なった処理が実行されます。
例：
リクエスタは、MRBを経由して未サポートのアプリケーショントへリクエストを送信した場合、「103 ERR APP NOT FOUND」か、「104 ERR APP IN USE」を返します。MRBは、Ackメッセージを発行し、リクエスタは、有効なアプリケーションサーバを待ち続けます。その際、MGREQ.INI の「BrokerTimeout」の設定や、MAGIC.INI のサーバテーブル内の設定に従います。もし指定時間内に有効なアプリケーションサーバが見つからなかった場合、リクエスタはステータス(60 INF TIMEOUT)をTCP/IPレイヤから受け取ります。これは、ステータスコードの（103 ERR APP NOT FOUND）か（104 ERR APP IN USE）として扱われます。
リクエスタは、MRBにリクエストを送っても、MRBから応答が返ってこない場合、エラー(105 ERR MRB NOT RSPND)として扱われます。
リクエスタがアプリケーションサーバと通信を行い、リクエストを送信し、その応答を待ち始めた場合。もし、「Request Timeout」が設定されていてアプリケーションサーバがリクエストの処理を終わっていない場合、リクエスタは、TCP/IPレイヤからステータス（60）を受け取ります。これは、ステータス（110 ERR REQUEST TIMEOUT） として処理されます。