.NETオブジェクトを使用する場合、そのプロパティにアクセスする必要があります。例えば、このカレンダプログラムでは、ユーザによって選択された日付や日付範囲を保存します。
適切な時間に実行されるロジックユニットを作成します。この例では、ユーザが日付または日付範囲を選択したときに、ロジックユニットが実行されるように、.NETイベントが使用されています。
戻り値を保持する変数項目を作成します。この場合、開始日と終了日が保存されます。
.NETのプロパティにアクセスするための式を作成します。これらは、カレンダ用の,NET項目(T)を選択するか、キー入力し、ドット(.)を入力します。ドットが入力されると、プロパティのリストが表示されます。選択範囲を取得するため、 T.SelectionStart と T.SelectionEnd が必要となります。
.NET式でMagicの変数項目を更新するため、 項目更新 処理コマンドを使用します。
プロパティのリストが表示されるため便利です。この機能は、Magicで関数を定義する場合のオートコンプリートと同じように動作します。 Ctrl+Space を押下すると、関数の定義と同じようにもう一度表示されます。しかし、以下のように全ての式を手動で入力することもできます。
.NETイベントを使用したロジックユニットを作成すると、通常2つのパラメータ( sender と e )が作成されます。
これらは標準的な.NETパラメータです、そして、これらのパラメータを表示可能な値に変更するために DNCast と DotNet メソッドを使用して、Magicプログラム内で利用することができます。 sender は、イベントを発行した System.Object です。 e はイベントによって渡された System.EventArgs 引数です。
注意: |
この例では、単純な.NETのDateTimeデータがプロパティから返されます、そして、Magic uniPaaSは必要に応じてそれを変換します。しかし、プロパティによっては、列挙型の値を使用したり、これらを提供するために.NETメソッドを使用する必要があります。 詳細は、.NETの 列挙型を使用するにはを参照してください。 |