[スタートアップ]タブ

ここには、アプリケーションの開始時に関係する特性があります。

特性

内容

NULL計算

Magic uniPaaSはNULL 値をサポートしていますが、この特性はNULL値の扱いに関するものです。

SQLなど、データベースによってはパラメータにNULL値を渡すことができます。この特性では、NULL値を含む式がどのように計算されるかを指定できます。

  • N=NULLにする …… 計算結果もNULLになります。

  • D=デフォルト …… 結果は、[カラム特性]の[NULL 計算値]特性の値を基に計算されます。

[NULL計算]特性は、[モデル]リポジトリの各項目モデルでも指定できます。アプリケーションのデフォルトは、[モデル]および[カラム]レベルで上書きできます。

タイトル

[タイトル]特性は、Magic uniPaaSのMDIフレームのタイトルを定義します。

ここには、最高30文字まで入力することができます。この特性は、SDIフレームでは無効です。

この特性内で論理名を使用することができます。これにより、MAGIC.INIの設定によってユーザ毎に表示内容を変更させることができます。

アプリケーションが実行モードで読み込まれると、Magic uniPaaSは[タイトル]特性に設定された値に従ってMDIコンテナのタイトルに変換します。

MAGIC.INI 内の「RtUserCopyright」パラメータに値が設定されていても、[タイトル]特性の設定値が優先されます。

MAGIC.INIや[タイトル]特性に値が設定されていない場合、デフォルトのタイトルが表示されます。

アプリケーションをクローズすると、オリジナル(アプリケーションを読み込む前)のタイトルに戻ります。

アイコンファイル名

ここにはMDIフレーム用のアイコンファイルを指定します。ファイル名を直接入力するか、ここからダブルクリックして[ファイルを開く]ダイアログを開き、ファイルを選択してください。指定したアイコンは、ウィンドウを最小化(アイコン化)した場合に表示されます。

注意:

リッチクライアントアプリケーションの場合、URLで指定してください。

ウィンドウリストの表示順序

ウィンドウメニューのソート方法を指定します。

  • R=アクセスされた順 …… アクティブになった順番でソートされます。

  • W=作成された順 …… 作成されたウィンドウの順番でソートされます。

注意:

この特性は、[オープンWindowリスト]には、影響しません。

システムプルダウンメニュー

プロジェクトの実行時に有効になるプルダウンメニューを定義します。

9,999まで指定できます。

以下のような場合、この特性は無効になります。

  • 現在のフォームがSDIフォームの場合

  • コンポーネントのデフォルトプルダウンメニュー

システムコンテキストメニュー

プロジェクトの実行時に有効になコンテキストメニューを定義します。

9,999まで指定できます。

以下のような場合、この特性は無効になります。

  • 現在のフォームがSDIフォームの場合

  • コンポーネントのデフォルトコンテキストメニュー