DBMS 特性

指定したDBMSの[DBMS特性]にアクセスするには、Alt+Enter を実行するか[編集]メニューやコンテキストメニューの[特性]を選択してください。

「XML File」以外の[DBMS特性]には、以下の特性があります。

特性

内容

照合順序ファイル

[照合順序ファイル]特性でズームすると、[ファイルを開く]ダイアログが表示されます。このダイアログでACS ファイルを指定します。

注意:

日本語版では、照合順序ファイルはサポートしていません。

最大接続数

MS SQL ServerなどのRDBMSでは、内部実装でさまざまな接続数を使用します。

最大接続数を指定すると、ゲートウェイが使用できる接続数の最大値を制御することができます。デフォルト値は3接続です。

この特性値は、定義されたDBMSを使用するデータベースに適用されます。

ゲートウェイが使用する接続数が大きいほど、クライアントの並行性がよくなりまが、RDBMS側のリソースがより消費されます。

デフォルトの接続数を使用するには、「0」を指定します。データベースへの接続数を制限するには、「0」より大きな値を指定してください。

AS/400用のISAM または SQL のDBMSを使用する場合、AS/400 に接続できる数を指定してください。この数は、AS/400のライセンスに依存します。

サーバ環境(uniPaaS Enterprise Server、uniPaaS RichClient Server)での推奨値

各インスタンス毎で使用する最大スレッド数又はユーザ数の3倍を設定してください。

(例)

  • 5スレッド(Enterprise Server)の場合 …… 15

  • 20ユーザ(RichClient Server)の場合 …… 60

それでも最大接続数を超えるエラーが発生した場合は、設定値を大きくしてください。最大接続数を超えた場合、mgerror.logに「サーバに接続できません.最大接続数に達しました.」のエラーが記録されます。

注意:

最大接続数を超えてもMagicエンジンが継続して動作していれば、メッセージダイアログは表示されません。SNMP機能を利用して監視するようにすることを推奨します。

関連するゲートウェイ:MS-SQL、DB2/400

デフォルト値:3

分離レベル

分離レベルは、同じトランザクションを使用して並行実行している場合の処理内容について定義したものです。並行トランザクションの分離レベルを数値で指定します。指定できる値は使用するゲートウェイによって異なります。詳細は、分離レベルを参照してください。

関連するゲートウェイ:MS-SQL

デフォルト値:0

テーブルの存在チェック

アクセス先のテーブルが存在するかどうかをファイルオープン時に確認するかどうかを指定します。

この欄をチェックすると、テーブルが存在するかどうかを確認し、テーブルが見つからなかった時にはMagic uniPaaSはデータベースにテーブルを新規作成します。実行時にアクセスするテーブル全てについて存在するかどうかを確認するため負荷がかかり、処理速度は低下します。

チェックを外した場合には、処理速度が向上しますが、テーブルが存在しない場合には、処理中にRDBMSエラーとなります。

 

「XML File」の[DBMS特性]には、以下の設定項目があります。

XML デフォルト