DBMS

[DBMS]テーブルには、Magic uniPaaSでサポートされるDBMS (データベース管理システム)が表示されます。この[DBMS]テーブルには、後述の[データベース]テーブルとは異なり、DBMSの特性についての一般的な情報は含まれていますが、個々のデータベースの固有設定情報は含みません。

[DBMS]テーブルには以下のカラムがあります。

カラム

内容

#

テーブルの行番号を表す連番が自動的に表示されます。

名前

このカラムには、DBMSの名前が表示されます。

注意:

「XML File」以外は変更できます。

NULL

使用する DBMSの NULL の扱いを指定します。

  • Yes …… DBMS でNULL 値がサポートされており、Magicアプリケーションでテーブルの値としてNULL を使用したい場合、「Yes」に指定します。

  • No …… DBMS でNULL 値がサポートされていない時、またはアプリケーションで必要ない時には、このカラムは「No」にします。

この値は、開発モードで新規のカラムや項目モデルを作成する時のデフォルト設定に影響します。

  • このカラムの値を「Yes」にしておくと、作成されるカラムや項目モデルのNULL 属性は、[NULL 値許可]が「Yes」になります。

  • このカラムを「No」にしておくと、カラムや項目モデルのNULL 属性は、[NULL 値許可]が「No」になります。

このカラムは通常「No」に設定しておき、NULLが本当に必要なカラムがある時のみ、その[カラム特性]の、[NULL値許可]を「Yes」に修正することを推奨します。

パラメータ

カスタマイズ情報を入力します。この情報は、実行時にRDBMSに送られます。

Oracleでの例:ALPHA_DATE=Y

このカラムはデータベースに文字列として日付値を格納します。

浮動小数点

定義取得ユーティリティを使用してテーブル定義情報をDBMSから取得すると、ほとんどの設定パラメータは、そのまま所定の書式を使用してMagic uniPaaSに取り込まれます。ただし、浮動小数点形式の書式設定については、Magic uniPaaS内で使用される書式が自動的に選択されることはありません。

この[浮動小数点]カラムには、浮動小数点用のデフォルトの書式を指定します。ここで指定した書式が定義取得時に使われるようになり、Magic uniPaaSのテーブル定義情報に取り込まれるようになります。デフォルトの設定は、「10.3」です。

[DBMS]テーブルには、「XML File」という名前のエントリがあります。このエントリは、削除ができません。また、同じ名前で追加することもできません。

DBMSによって構成された各データベースに対し、物理的アクセスができるようにするためには、Magic uniPaaSのロードに先立って、該当DBMS に対応するデータベースゲートウェイをロードしておかなければなりません。データベースゲートウェイは、Magic uniPaaSとDBMS との間のインタフェースとして機能します。例えば、Microsoft SQL ServerやOracleデータベースにアクセスするためには、Magic uniPaaSをロードする前に、Microsoft用またはOracle用のMagicデータベースゲートウェイをロードする必要があります。

[DBMS]テーブルは、データファイルをDBMSタイプに関連付けるために使用するDBMS一覧の基になります。Magic uniPaaSをロードする前に適切なMagicデータベースゲートウェイモジュールをロードしたDBMSだけが、DBMS一覧に表示されます。

DBMSテーブル情報は、MAGIC.INI ファイルの[MAGIC_SERVERS]セクションにあります。

Magic uniPaaSは、以下のDBMSとの接続をサポートしています。

参照