[MAGIC_RIA]セクション

MAGIC.INIファイルの[MAGIC_RIA]セクションには、以下の設定内容が含まれています。

InternalLogLevel

InternalLogLevel=SERVER、SUPPORT、GUI、またはDEV

 

  • SERVER …… HTTPリクエストと応答のみ

  • SUPPORT …… SERVER指定の内容に加え、サーバ間のデータの内容

  • GUI …… クライアントによって記録されたGUIメッセージの一部

  • DEV …… クライアントによって記録されたすべてのメッセージ

開発中は、指定されたキーワードがクライアントのログレベルになります。InternalLogFileが定義されていて、InternalLogLevelが空白の場合、ログには警告とエラーのみ記録されます。

実行中は、クライアントのログレベルの最大値に設定されます。

キーワードが設定されない場合は、デフォルトのSERVERになります。

InternalLogFile

InternalLogFile= file name

 

設定されない場合、クライアントのデスクトップに以下のファイル名で保存されます。

uniRC_YYYY_MM_DD[.Process ID].log

InternalLogSync

InternalLogSync=Message, Session, または None

 

  • None …… .NETフレームワークのデフォルトにもとづいてログファイルが自動的に作成されます。

  • Session …… ログファイルは自動的には作成されません。このレベルは最も処理が早くなります。

  • Message …… ログファイルは、各メッセージ毎にオープン/クローズされます。このレベルは、ログの保全性には優れていますが動作が遅くなります。

DisplayStatisticInformation

DisplayStatisticInformation=Y または N

 

Y に設定した場合

ツールチップ:最上位のタスクのステータスバーの一番右端に直近の5つのHTTPリクエストのリストを表示します。

セッション概要:セッション完了時に、InternalLogFileに概要を書き込みます。

モバイル環境でこのオプションを使用する場合は、セッション概要のみ書き込まれます。

この設定は、開発環境でのみ有効です。実行環境で表示させる場合は、公開用Webページのパラメータを設定してください。

この設定をモバイルで使用する場合は、セッション状態はログファイルにのみ出力されます。

 

uniPaaS Studioは、F7を押下してプログラムを実行する度に、InternalLogLevel、InternalLogSuyncおよびDisplayStatisticsInformationをプロジェクトフォルダ内のexecution.propertiesファイルにマージします。また、ClientModulesPathで指定されたクライアント実行モジュール(uniRC.exe)を起動します。

RIAコンポーネントビルダは、これらの内容をHTMLファイル(ClickOnce)にも実行プロパティ(モバイル)のどちらにもマージしません。

しかし、これらのキーワードは、手動で以下のファイルに反映させることができます。

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