COM オブジェクトサポート > COMインタフェースビルダ > リモートCOMオブジェクトの実行時の動作
リモートCOM オブジェクトのプロパティには、以下のものがあります。
アプリケーション名(ApplicationName) 全てのメソッド(プログラム)が定義されているアプリケーションの名前です。メソッドとして呼び出す公開プログラムは、ここで設定されたアプリケーション内になければいけません。
メッセージングサーバ(MessagingServer) リクエストを受け取るMRBのアドレスを指定します。「localhost\3300」 のように、ホスト名とポート番号の組み合わせで指定します。
ブローカタイムアウト(BrokerTimeout) COMオブジェクトがMRBによってMagicエンジンが有効になるまでを待つ最大の秒数。MRBが指定された時間内にエンジンを起動できなかった場合、メソッドコールは失敗します。
リクエスタタイムアウト(RequesterTimeout) COMオブジェクトが起動プログラムからの戻りを待つ最大の秒数。 0 の場合は、無期限に 待つことになります。
優先順位(Priority) メソッドの呼び出しによって生成されたリクエストに対する優先順位。その優先順位は、0 から 9 までの数値で指定され、9 が最も優先度が高くなります。
ユーザID(UserName) メソッドの呼び出し時にMagicアプリケーションサーバに渡されるユーザ名
パスワード(Password) メソッドの呼び出し時にMagicアプリケーションサーバに渡されるパスワード
代替サーバ(AltMessagingServer) 代替えのMRB のアドレスを定義します。メインのメッセージサーバとの接続に失敗した場合は、こちらのMRB との接続を試みます。
以下のプロパティは、最初のメソッドコールの前にのみ有効です。メソッドが呼ばれた後で値を変更しても無効です。
リトライ時間(RetryMainTime) COMオブジェクトが代替サーバ(MRB)に接続する時に、メインのMRBとの接続処理を繰返す時間を指定します。この時間を超えて接続できない場合は、代替えサーバへの接続に切り替えます。デフォルト値は5で最小値は 1 です。