MIDV

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部分文字列の取り出し

機能はMID関数と同じですが、全角文字を2分する場合でも半角スペースに置き換えません。 

構文:

MIDV(文字列,開始位置,文字数)

パラメータ:

文字列 … 入力文字列

開始位置 … 文字列内の部分文字列の開始位置を表す数

文字数 … 抜き出す文字の数(部分文字列の長さ)

戻り値:

取り出した文字列

例:

ASCVal(MIDV('あ',1,1)) =130

 

「あ」のShift-JIS コード(x'82A0')の1バイト目を取得します。(MIDを使用すると 32 が返ります。)

 

ASCVal(MIDV('あ',2,1)) =160

 

「あ」のShift-JIS コード(x'82A0')の2バイト目を取得します。(MIDを使用すると 32 が返ります。)

注意事項:

  • この関数は日本語版でのみ有効です。

  • この関数の結果には全角文字が2分されたコード (0x82など)が含まれる可能性があり、このようなデータを文字型項目に代入すると結果は予期できないものとなります。この関数は ASCVall関数などと組み合わせて使用するようにしてください。

関連項目:

LeftRightRepV