[データソース(式)]特性を使用する場合、アクセス/共有の各特性は、タスク全体に対してユーザ間(異なるプロセス)またはコンテキスト間でチェックされます。
例えば、以下のような場合
データソース(式): c:\my.xml
アクセス:W=書出
共有:N=なし
「c:\my.xml」は、共有「なし」でオープンされ、フラットビューがファイルに書き込まれる場合のみクローズされます。
[データソース(式)]特性は、[タスク前]の前に評価されます。(タスク内の他の式と同じように、パラメータにアクセスできる場合のみ)
([データ]リポジトリまたはタスク内の式で使用される)データソース名が、「http://」または「https://」という接頭辞を持っているXMLソースは、[アクセス]特性が「R=読込」になります。
XMLソースの[アクセス]特性が「R=読込」に設定されている場合、その要素の1つを更新しようとすると、エラーメッセージが表示されます。
XMLソースの[アクセス]特性が「W=書出」に設定されている場合、実際のファイルが指定されている場合に限って、式で指定されたXMLソースに書き込み(フラットビュー→XML)を行うことができます。http(または、https)で指定されたソースに書き込みを行おうとすると、エラーメッセージが表示されます。
タスクの階層
([データ]リポジトリの)同じXMLソースを使用すると、階層内の各タスクに対して、同じフラットビューが使用されます。
各タスク内で、XMLソースはタスクの[アクセス]特性に基づいて変更することができます。
サブタスクに入った場合、[アクセス]特性が「R=読込」でオープンされている間、サブタスクはXMLソースを「W=書出」でオープンし直します。
最上位のタスクがオープン/クローズする場合、XMLソースの内容は、デシリアライズ/シリアライズのどちらか一方で処理されます。これは、例えば、最上位のタスクが内容として1つの項目を指定した場合、この項目のみが、最上位タスクの終了時にシリアライズされた内容を受け取ります。