データビュー中のデータの値をより細かく制限するには、以下のような方法があります。
タスクの処理対象となるレコードは、タスクの[範囲]ダイアログの[範囲]式を使用してより詳細に絞り込むこともできます。この方法は条件を任意の式で指定することができるため柔軟性が高く、複数の非連続な範囲を指定することもできますし、実項目だけでなく、変数項目の値を基に範囲条件を設定することもできます。
また、[範囲]ダイアログの[範囲順序]パラメータを使用して、レコードが処理あるいは表示される順序（昇順または降順）を設定することもできます。
なお、[範囲]ダイアログの[範囲]式と、[カラム]特性の[範囲：最大]/[範囲：最小]特性の両方で範囲が指定されている場合には、範囲条件はAND で結合され、全ての条件を満たすレコードが、タスクの処理の対象となります。
その他、以下のような範囲を設定するパラメータがあります。
項目モデルには[範囲]という特性を設定することができます。ここには、このモデルを使ったデータ項目がとりうる値を設定することができます。ただし、この設定は、ユーザのデータ入力時にチェックされるだけで、すでにデータベースに格納されているデータに対しては適用されません。
[データ]リポジトリの[カラム]テーブルでは、各カラムのデータがとりうる値を[範囲]特性に設定することができます。この設定も項目モデルの[範囲]特性と同じく、ユーザのデータ入力時にのみチェックされます。
メインソースがSQL系のRDBMSの場合、[SQLWhere句]ダイアログを使用して、Magicの項目を使用したSQL文を定義することで範囲指定を行うことができます。
参照