タスクは、データベースから選択された一連のレコードに対して処理を実行します。
処理の対象となる個々のデータは、メインソースやリンクテーブルに定義されているカラムの中から[カラム]コマンドにより定義されますが、このようなデータ項目を「実データ項目」あるいは「実項目」と呼びます。
また、タスクの処理を行うために、実データ項目のほかに、一時的な計算結果などを格納しておくデータ項目も必要になることがあります。このようなデータ項目は、タスクの実行中にだけ存在することから、実データ項目に対して「変数項目」と呼んでいます。また、[コール]コマンドでタスクやプログラムを呼び出す時に、呼び出し側タスクとの間でデータの受け渡しを行いたい場合がありますが、この場合には、「パラメータ項目」というデータ項目を使用します。
パラメータ項目は、[コール]処理コマンドの設定時などに変数項目と区別して扱われますが、それ以外には、タスクの実行中にだけ存在する変数項目と同じです。
タスクの項目は、実項目、変数項目、パラメータ項目のいずれも、全てタスクの[項目一覧]に登録されます。一覧では、各項目にシンボル名という文字コードが割当てられます。式中で項目を参照したい場合、このコードを使用して項目を指定します。また、親タスクで定義された項目は、サブタスクでも使用することができ、サブタスクの[項目一覧]から選択することができます。
参照