Oracleデータベース

Oracleデータベースと接続する際のMagic uniPaaSの機能については、以下のトピックを参照してください。

ヒント

ヒント文字列を使用すると、開発者は、チェックなしでそのままSELECT文に追加することができるハードコードされた文字列を指定することができます。ヒントの構文は次のとおりです。

/*+ Oracle Hint */

最適化ヒントは、特殊な場合にのみ使用するようお勧めします。Oracleに送信することができる最適化ヒントの完全な一覧については、Oracleのマニュアルを参照してください。

物理ロック

物理ロックは、現在ロックされているレコードをどのユーザも修正できないようにする方法です。つまり、ユーザがレコードをロックした時から、そのユーザがレコードを解放するまで、別のユーザはそのレコードを修正することができません。物理ロックは、次のように実行されます。Magic uniPaaSのロック方式に基づいてレコードがロックされると、SELECT文がFOR UPDATE句とともに発行されます。

FOR UPDATE句によって、トランザクションが完了するまで、ほかのアプリケーションでそのレコードを変更することができなくなります。

テーブルのロック

テーブルのロックは、Magicトランザクション内でのみ使用可能です。トランザクション外でロックの要求が発行された場合は、無視されます。

また、共有モードが「N=なし」の場合は[排他モード]のテーブルロックを行い、共有モードが「R=読込」の場合は[共有モード]のテーブルロックを行います。

一意の識別子

Magic uniPaaSで開かれる各テーブルには、一意の行識別子が必要です。Magic uniPaaSでは、可能な限り、一意の識別子としてOracleのROWIDが使用されます。データビューが複数のOracleデータベーステーブルのフィールドから作成されている場合は、OracleのROWIDがないので、一意のインデックスを入力する必要があります。このインデックスは仮想インデックスでもかまいません。

ビュー

ビューには、仮想のユニークインデックスを定義する必要があります。ビューではINSERT、UPDATEおよびDELETE操作を使用することができますが、ビューにROWIDがある場合のみです。複数のテーブルに定義されているビューにはROWIDはありません。したがって、[データソース特性]の[SQL]セクションの[位置]特性は、「D=デフォルト」または「R=ROWID」でなく、「U=重複不可インデックス」に設定する必要があります。

注意:

Magic uniPaaSでは、ビューは通常のテーブルと見なされます。Magic uniPaaSを使用して名前の変更または変換操作は実行できません。このような操作を実行した場合、エラーメッセージが表示され、データベース内のビューの変換や名前の変更は行われません。