uniPaaSが行をロックする必要がない場合に限り、データはキャッシュから読み取ることができます。ロックが必要かどうかは、次の3つの要素から判断されます。
[タスク特性]ダイアログの[データ]タブで定義されている[ロック方式]
[タスク特性]ダイアログの[データ]タブで定義されている[キャッシュ範囲]
[メインソース特性]の[アクセスモード]と[共有モード]の定義
ロックは、[アクセスモード]が「W=書込」で[共有モード]が「S=共有」に設定されているテーブルのみにかけることができます。ロックのタイミングは、[ロック方式]で決まります。
照会モードから修正モード、また修正モードから照会モードへの移行は、キャッシュを使用して行われます。読み込まれているレコードは、モードの切り替えが行われても、リフレッシュされません。
ソート操作では、ソートファイル用のキャッシュが自動的に作成されます。
作成モードにアクセスした場合や、ユーザ位置付け、ユーザ範囲、およびソート処理が実行された場合には、キャッシュは解放されます。
修正モードと照会モードとの間で切り替えを行うと、キャッシュにアクセスされるので、データベースからデータを再び取り出す必要がなくなります。