MAGIC.INIファイル

MAGIC.INIファイルには、Magic uniPaaSの全ての動作環境情報が格納されています。MAGIC.INIファイルは、Magic uniPaaSが起動する作業フォルダ内に存在していなければなりません。[オプション]メニューの[設定]サブメニューから選択する各設定テーブルを使用することで、MAGIC.INIのパラメータを編集することができます。MAGIC.INIは、外部のテキストエディタで編集可能な自由形式のテキストファイルです。さらにMagic uniPaaSは、アプリケーション内からMAGIC.INIファイルにアクセスするためのINIPut およびINIGet関数も備えています。

MAGIC.INIファイルは複数のセクションに分割されます。それぞれのセクションは、関連設定のグループを含みます。Magic uniPaaSでは一部のMAGIC.INIファイルセクションを使用します。ユーザ情報が含まれているセクションもあります。MAGIC.INIファイルには以下のセクションがあります。

MAGIC.INIファイルのユーザ用のセクションには、そこ収められる情報であればどのような情報でも格納できます。代表的な用途としては次のようなものがあります。

MAGIC.INIファイルには、インストール固有の情報と、ユーザ固有の情報が記述されているUserセクションの両方が含まれます。したがって、Magic uniPaaSのマルチユーザインストールでは、各ユーザは別々のディレクトリにMAGIC.INIファイルのコピーを別々に置くようにしてください。

MAGIC.INIファイルにアクセスする時には、並行処理の制御はありません。マルチユーザインストールでMAGIC.INIファイルを複数のユーザが共有する場合は、読み取り専用で使用しなければなりません。複数のユーザが同時にMAGIC.INIファイルに書き込もうとすると、一方のユーザが他方のユーザの更新を上書きすることになります。

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